保健室から

続・作品

「視聴覚室前にも、たくさん作品があるよ!」と

教頭先生から教えてもらい廊下へ・・・

 

1月下旬

宮城県高等学校美術展に出展した

美術部の大きな作品が並んでいました。

 

 

文化部の全国大会である

「紀の国わかやま総文2021」に宮城県代表として出品される

作品がコチラです

作品名「さこう美術室」

 

板書の消し跡や

顧問の先生の佇まい

いつもの美術室の空気が

作品から、そのまま伝わってきますね。

(せっかくなので、作者インタビューも掲載します!)

 

Q:すぐ、テーマや構図は決まりましたか?

A:とても悩みました。

顧問の先生とたくさん話し合って

作品全体のバランスと

雰囲気を大事にして描いていきました。

 

Q:自分の作品が宮城県代表と、決まった時の心境は?

A:え・・・まぁ・・・代表は当然かな・・・と

特に驚きは無かったです・・・(沈黙)

 ・・・いや、嘘です!

 すごく、ビックリしました。

 (和歌山は)とても楽しみです!

 

 

続いての作品は、「2年越しの風景」

  ↓

Q:すぐ、テーマや構図は決まりましたか?

A:全然決まらなくて、本当に最後の

ギリギリまで悩んで、そこから描きました。

 

Q:作品名「2年越しの風景」の意味は?

A:部活での席は2年間、ずっと同じなんです。

 2年間、いつも同じ風景を見て過ごしました。

 だから、最後(の県展作品)は

自分が、2年間

毎日見続けた風景を描こうと決めました。

 

 

そして、次は

「最初は手だけ描こうと思っていました」(作者談)

・・・というだけあって

大きな手が、非常に印象的な作品です。

 

Q:作品名「無希望」の意味は?

A:本当もう・・・勉強したくない!

何もしたくない!

  何の希望も無い!という

感じから描きだしたので

作品名も、そのままです。

 

なんか気合い十分!やる気十分!という

感じが伝わる絵に見えますが、実は違うのか?!

作者の意図、思いというものは

色々あるのですね。

 

 

次の作品名は「ふと見た先に」です。

2ヶ月ちょっとの時間をかけ、丁寧に描かれています。

写真のようです!

 ↓

 

Q:どうして、ここを描いたのですか?

A:描く場所を探していて、ふと見たら、その棚がありました。

 1/3位は、普段あまり使わないものですが

 皆、どれも大切なものばかりです。

 ふだんは存在を意識しないけれども

 身近にある大切な存在・・・というイメージで描きました。

 

 

最後の作品は「われもの注意」

 ↓

Q:なぜ「われもの」・・・なのですか?

A:宅配便に貼ってある「われもの注意」のシールに

  惹かれたのが創作のきっかけです。

  「われもの」が

自分たちの「思春期」と似ている感じがして・・・

どんどん描けました!

 

身近にある風景が

美術部のファインダー、フィルターにかけられ

様々な「作品」として

私たちに届けられました。

 

テスト勉強で疲れた時など

視聴覚室前にある作品見学で

気分転換してみませんか?