学校長挨拶

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桜とプラタナス

 本校は明治35年(1902)4月、宮城県で6番目の旧制中学校として、現在の地
に誕生しました。開校当時、地域の人々の手によって植えられた桜は、今も見事な花をつけて道行く人々の目を楽しませています。また、校章となったプラタナスも夏にはグランドの周囲で濃い木陰をつくっています。

校訓と校是

 校章となったプラタナスの三枚の葉は、本校の校訓「献身」「窮理」「力行」を表し、三枚の葉の中心に置かれた円は、それらの三つの校訓を貫く精神、「至誠」を表しています。

  また、「文武両道」を校是としていますが、物事を判断するための広い知識を養うことと、決断し行動するための胆力を養うことをそのねらいとしています。

自発的な本物体験

 本校は、今年創立116年を迎えます。校訓と校是「文武両道」は本校の長い歴史を貫く太い川です。佐沼高校では「学力」と「人間力」の二兎を追いかけています。 進路目標達成のために「学力」をつけることは勿論大切ですが、生徒会活動や部活動を通じ、心身を鍛え、思いやりとたくましさを身につけることもきわめて重要だと考えます。 文武両道を貫くことで、学問を身につけることができるだけでなく、校訓にある「至誠」の精神が育まれ、”人間力”を培うことができます。
 生徒諸君には、この流れにただ浸るだけでなく、「自発的な本物体験」の実践を呼びかけています。同じ活動でも、自分で考え自分で決めて実践しているのか、やらされて 実践しているのかによって、本物かどうかに分かれます。本物を体験する過程で、苦しみ・痛みなどが伴いますが、それ以上に、喜び・達成感・仲間との絆、そして家族・ 友人・地域への感謝や思いやりなど、かけがえのないことを経験します。この経験こそが自分を大きく成長させ、地域社会に貢献するとともに、進路目標達成に必要なことと 確信しています。
 また、日常の学校生活では、「凡事徹底」を奨励しています。何事にも主体的に取り組み、「克己心」を持ってやり遂げることが、人生100年時代と言われる生涯を豊かで創造性のあるものにできると思います。

 

宮城県佐沼高等学校長 茂木 好光