令和7年度入学式が挙行されました
4月8日(火)
桜の季節を迎え、春の暖かさが感じられるなか、令和7年度入学式が挙行され、全日制230名、定時制8名の新入生を迎えました。
吹奏楽部の演奏が流れる中、新入生は少し緊張した様子でしたが、それぞれ希望に満ちた表情で入場してきました。
加賀谷校長から、新入生への式辞では、
「新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんが佐沼高校で勉強し、高校生活を送りたいと思い、入学してくれたことを大変嬉しく思います。
高校への合格を目標に、これまで受験勉強を頑張ってきた皆さんも多いかと思いますが、合格し、入学したことがゴールではありません。高校生として高い志と夢を持ち、希望を抱き、豊かな毎日を送ることが大切となります。
勉強や人間性の成長は自然と身に付くものではありません。仲間と切磋琢磨し、日々の部活動に励み、授業や家庭での学習にコツコツと取り組み、意欲と好奇心を持ち続けて努力し、全国のどの高校生にも負けない、自分で納得のいく高校生活を構築してください。
新入生の皆さんに心がけていただきたいこと、それは、「思いやりの心を持つ」ことです。皆さんは、これからの生活において、さまざまな人との出会いがあります。いつも謙虚な気持ちで、相手を思いやる心を持ってください。その中で自分の意見や考えを深めながら、人間としての在り方や生き方を探っていってほしいと思います。
八月末に、新しい校舎が完成し、九月に引っ越しを行い、移転する予定です。半世紀ぶりに全面改築となる校舎は、県下に誇る校舎として、ここ佐沼の教育の拠点となります。本校で学ぶ期待、喜び、将来への夢や目標を大きく描いて、笑顔で、楽しく、豊かな高校生活を過ごしてまいりましょう。」というお話がありました。
そして、新入生を代表して木川 宙さんが「新しい仲間と出会い、協力し合いながら成長できることを楽しみに感じています。そして、これからの3年間で自分自身の可能性を広げ夢に向かって走り続けていきたいと思います。」と高校生活についての抱負を述べました。
校歌披露では、有志による総勢100名の合唱隊が結成され、ステージにそれぞれのユニフォームをまとった剣道部、野球部、男女バレー部、2階ギャラリーからは吹奏楽部の先輩たちによる美しく力強いハーモニーを新入生に届けました。
新入生は希望に胸をふくらませ、高校生活の第一歩を歩み出しました。123年目を迎える佐沼高校に新しい風を吹き込んでくれることを期待しています。
新入生の皆さん、保護者の皆さま方、ご入学本当におめでとうございます。