咲こうnote

カテゴリ:日々の出来事

卒業おめでとう

3月1日(金)

令和5年度、全日制第76回、定時制第73回の卒業式が挙行されました。

来賓及び保護者の方々のご参列をいただき、4年ぶりに在校生も出席しての卒業式となり、この学び舎から全日制210名、定時制10名の卒業生が巣立っていきました。

 

 

 

各クラスの代表生徒が校長先生より卒業証書を受け取りました。

 

 

校長先生から卒業生へ

「自分の歩む道にしっかりと向かい、たとえ困難に出会っても信念を持って挑戦を続け、人との出会いを大切にして、自分の道を信じて力強く進んでください」とエールを送り、在校生代表の櫻田美咲さんが送辞を述べました。

 

 

卒業生を代表して全日制の千葉雄翔さんが、

「新型コロナの影響で制限の多い学校生活でしたがいっしょに乗り越えてきた仲間たち、寄り添ってくださった先生方、心強く見守ってくれた家族、前に進むヒントをくれた先輩や後輩たちへの感謝の気持ちでいっぱいです。4月からはそれぞれが将来に向かってスタートを切り、先の見えない坂道が立ちはだかるかもしれませんが、佐高での経験を糧に走り続けます」と答辞を述べました。

 

続いて定時制卒業生の遠藤柊花さんが、

「学校生活で私たちは、何かに挑戦することはとても価値のあるものだということを学びました。4月から私たちは新しい道へ歩み始め思いもよらない壁にぶつかることもあると思いますが、失敗を恐れず挑戦していきます」と答辞を述べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業生は仮設校舎の教室に入って最後のホームルームに臨み、保護者が見守る中、担任の先生から一人ひとりに卒業証書が手渡されました。

 

ホームルームが終わってからも、記念写真を撮ったり友人との会話が尽きずに別れを惜しんでいました。 

4月からはそれぞれが新しい道を歩みますが、佐沼高校でのさまざまな経験を礎として、自分の道を進んでいってください。

 

卒業おめでとうございます。

 

ラグビー部 東北大会

2月8日(木)から、第33回東北高校ラグビーフットボール新人大会が福島のJヴィレッジを会場に行われ、佐高ラグビー部は、宮城県第2代表として出場しました。

2月8日(木)には、岩手県第1代表の黒沢尻工業高校との対戦で、前半は風下で苦戦しリードを許し、後半は佐高らしい攻撃で相手を追い詰めましたが、惜しくも14対31で敗れて5・6位決定戦にまわりました。

黒沢尻工業戦 黒沢尻工業戦

黒沢尻工業戦 黒沢尻工業戦

黒沢尻工業戦 黒沢尻工業戦

黒沢尻工業戦 黒沢尻工業戦

 

2月10日(土)には、5・6位決定戦が行われ、対戦相手は福島県第1代表の松韻学園福島高校でした。前半から終始相手を圧倒し、40対29で勝利して5位となりました。

松韻福島戦 松韻福島戦

松韻福島戦 松韻福島戦

松韻福島戦 松韻福島戦

松韻福島戦 松韻福島戦

 

佐高ラグビー部チームは、各県第1位のチームと互角の戦いをし、東北大会第5位の成績を収めました。この経験から多くの学びを得て今後の活躍を期待したいと思います。

 

能登半島地震の募金活動

1月1日に発生した能登半島地震で被災された方々を支援しようと、生徒会執行部の呼び掛けにより、1月17日(水)から一週間、校内で募金活動を行いました。

保護者の方からも多くのご協力をいただき、200,539円の義援金が集まりました。

1月30日(火)、集まった義援金の一部を、生徒会長の櫻田さんと副会長の高橋さんの2人が、登米市社会福祉協議会を訪問し「佐高生が被災された方々の少しでも力になることができればとの思いで募金しました」と、職員の方に手渡しました。

 

 

 

吹奏楽部 ウィンターコンサート

1月20日(土)

登米祝祭劇場にて、吹奏楽部のウィンターコンサートが開催されました。

吹奏楽部にとってこのコンサートは初めての試みでしたが、2階席まで埋まるほど多くの方にご来場いただき、部員35名が「聞いてくれる人がもう一度聞きたくなるような音楽を届けよう」と日々練習を積み重ねてこの日を迎えました。

 

 

コンサートは2部構成で行われ、第1部は各楽器パートのアンサンブルの演奏でした。

 

 

第2部ではクラシックの演奏で、その中には佐高吹奏楽部オリジナルの曲もあり、また、ポップスステージでは観客の皆さんと一緒に盛り上がることができました。

 

 

 

 

コンサートを終えて部員からは、

「私たちの演奏で地域を盛り上げたいという気持ちで演奏し、ウィンターコンサートは初めての試みで不安でしたが温かい拍手をいただきました」

「たくさんの方に支えてられて演奏できることはとても幸せなことだと改めて感じました」

などの感想が聞かれました。

ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

1・2学年 探究発表会

1月24日(水)

今年度の1・2学年探究発表会が、1年生は午前、2年生は午後に分けて第1体育館で行われました。

アドバイザーとしてお願いしている大学、NPO、一般社団法人、地域おこし協力隊の11名の先生方をはじめ、宮城県教育委員会、登米市及び宮城県職員の方々、フィールドワークなどでお世話になった事業所の方々、小中学校及び高校の先生方など、たくさんのご出席をいただき、3年生の進行によって行われました。

 

  

  

 

発表では登米市などの地域課題や持続可能な世界共通の課題などについて、3~5名のグループとなってテーマを設定し、地域の事業所や登米市役所などに出向いてインタビューやフィールドワークを行って研究を深め、それぞれが作成したポスターを使って発表しました。

1年生は59テーマ、2年生は50テーマについて、5分間のポスター発表の後、質疑応答として発表した生徒と3年生を含む参観者とのやりとりが活発に行われました。

 

<1学年の発表のようす>

   

  

  

 

<2学年の発表のようす>

  

  

  

 

発表終了後、アドバイザーの方々からは

「身近な気付きからスタートしているテーマが多く、好感が持てた」

「仮説から検証のプロセスをきちんと踏まえ、将来像を描こうとしている点が素晴らしい」

「地域の方との関わりがとても良く、生徒間の質疑応答が活発なのも良い」

「興味を惹かれる発表が多くあり、もっと聞きたい・質問したいと思わせる発表会でした」などの講評をいただきました。

  

  

 

これからも探究する力、未来を創造する力を身に付けられるよう取り組んでいきたいと思います。

探究活動にご協力くださった皆様、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。