キャップハンディクッキング
キャップハンディとは「障がいのある状態」の疑似体験を通して、
障がいのある人の身体状況や気持ちの一端などを理解することを
目的としています。
3年生家庭科の選択科目であるフードデザインの授業で
「キャップハンディクッキング」を行い、実際に車椅子、
視覚狭窄メガネなどを使って、皆で協力しながらパンケーキを作りました。
卵を溶く、生地を焼くなど普段何気なく出来ている動作も
障がいのある状態で行うのは大変なことです。
「卵はこれに割ってね」
「フライパン熱いから気をつけてね」
身振り手振りでお互いのハンディを補い合いながら
美味しいパンケーキが出来上がりました。
授業の感想は?
「コミュニケーションをとるのがとても大変でした。」
「普段、当たり前のように話し、聞き、歩いたりしているけれど、
周りにハンディを持つ人がいたら、この体験を活かしたいと思いました。」
自分にとっての当たり前とは違う世界を体験した生徒たちは、
お互いに支え合うことの大切さを学び、とても良い経験になりました。