咲こうnote

2024年7月の記事一覧

Sanuma Summer University

7月25日(木)

本校を会場に、宮城県教育委員会主催の高大連携事業である「Sanuma Summer University」(地域公開講座)が開催されました。

本校1~3年の希望生徒のほか、県内各校からの参加もあり、合わせて152名が日本史、経済、理学、農学、教育、地域創生、看護、食産の8つのテーマに分かれ、東北大学、宮城教育大学、宮城大学の先生方による講義を受講しました。

 

 

講座1「大学で学ぶ日本史」

東北大学 文学部 教授 籠橋 俊光 先生

 

 

講座2「経済学部で学ぶということ-マックを事例として-」

東北大学 経済学部 教授 小田中 直樹 先生

 

 

講座3「地球表面の形態変化を探究する」

東北大学 理学部 教授 堀 和明 先生

 

 

講座4「発酵にまつわる微生物たちの話」

東北大学 農学部 教授 新谷 尚弘 先生

 

 

講座5「教育の目的と役割」

宮城教育大学 教授 川崎 惣一 先生

 

 

講座6「地域社会学、まちづくり、観光に関すること」

宮城大学 事業構想学群 地域創生学類 准教授 宮崎 義久 先生

 

 

講座7「看護学及び現在の医療に関すること」

宮城大学 看護学群 看護学類 助教 東 優里子 先生

 

 

講座8「農産食品学、食の安全性、栄養学に関すること」

宮城大学 食産業学群 フードマネージメント類 教授 石川 伸一 先生

 

 

Sanuma Summer Universityは、平成16年度から県内他校に先駆けて始められた高大連携事業です。受講生は各分野の最先端の研究に触れ、講師の先生方のお話を一つ一つ吸収しようと聴講しました。

今回の講義を通してなりたい自分や進路を思い描き、その夢や目標に向かってさまざまな力を蓄えて欲しいと思います。

 

3学年日本史探究「出張講義」

6月26日(水)

3学年の日本史探究の授業で、歴史的事項について専門家の知見に触れ、理解を深めようと、國學院大學文学部長の矢部健太郎教授を招いて講義を行っていただきました。矢部教授はNHK番組「英雄たちの選択」への出演や、大河ドラマ「真田丸」への資料提供など、メディア等においても幅広く活躍されている方です。

 

 

今回は「豊臣政権研究の現在地」という演題で、「豊臣」摂関家を頂点とする豊臣大名の「清華成」家格序列存在の発見と、その観点からの「五大老」捏造説や、関白秀次切腹事件の通説への疑念について、史料をもとに丁寧に解説していただきました。

 

 

受講した生徒たちは、最新の歴史研究の実例や、歴史学とはどのような学問なのかを学ぶことができ、たいへん有意な授業となりました。

 

3学年探究発表会

7月10日(水)

3年生の探究発表会が行われました。

アドバイザーとして、一般社団法人まるオフィスの加藤さん、登米市地域おこし協力隊の志田さん、NPO法人ぴぃすかんぱにぃの千葉さんをお招きして発表をご覧いただきました。

第1体育館での発表 校長先生の挨拶 アドバイザーの先生方

 

3年生の各班が、「教育」「経済・文化」「IT」「農工」「社会」「食事」「福祉」の7分野に取り組んできた69の探究テーマの中から、分野ごとに選ばれた7つの探究テーマについて発表しました。

生徒たちは、地域の事業所や登米市などと連携しながらインタビューやフィールドワークなど直接足を運んで情報収集・整理し、地域の課題や社会問題などのテーマについて高校生の視点からまとめ、堂々と発表しました。スライドで発表するだけでなく、実演したり、作成した実物を見せる班もいたり、質疑応答も活発に行われました。

代表班の発表 代表班の発表 代表班の発表

活発な質疑応答 活発な質疑応答 アドバイザーから講評をいただきました

 

1,2年生も聴講し、3年生が取り組んできた探究内容を聞き、今後の自分たちの探究活動の参考になったと思います。

今後も地域や世界共通の課題解決を目指し、この探究活動で学んだことや身に付けたことを、これからの自分の在り方や、よりよい社会への貢献に生かして欲しいと思います。

 

最後に探究活動にあたり佐高生のインタビューやフィールドワークにご協力いただいた方々に感謝申し上げます。

 

第31回栗原・登米支部総文祭

6月29日(土)と30日(日)に若柳総合文化センター(ドリームパル)を会場に第31回栗原・登米支部総合文化祭(彩 ~個性で輝け青春の刻~)が開催されました。

登米・栗原市内の7校の文化部が集い、日頃の活動の成果を発表しました。今年も保護者の方をはじめ一般の方にも来場いただき多くの方々に足を運んでいただきました。

ステージ発表の部には、本校から軽音楽部・吹奏楽部・箏曲部が参加しました。

軽音楽部の軽快なリズム、吹奏楽部は迫力のあるメロディーに加え今年はYOSAKOI演舞を披露しました。そして箏曲部の優雅な音色が会場に響き渡りました。

軽音楽部 軽音楽部

吹奏楽部 手話による合唱も披露

吹奏楽部 YOSAKOI演舞の披露

箏曲部 雅な音色

 

展示発表の部には、茶華道部・文芸部・自然科学部・美術部が参加し日頃の活動の成果を発表しました。

茶華道部 茶華道部

文芸部の作品 文芸部の作品

自然科学部の展示発表 自然科学部の展示発表

美術部では、絵画や立体作品など19作品を展示し、その中で優秀賞に7作品、会員推薦賞に8作品が入賞しました。(重複入賞しているので全部で10作品)その作品を紹介します。

優秀賞・会員推薦賞

さらば土偶よ ひるなかの喫茶店

 glisten 幽

優秀賞

夢を描き続けて これは立体作品です

会員推薦賞

The Lake of Swan ぼくとせかい 翔ばせて!しゃぼん玉

 

たくさんの方々にご来場いただき、各文化部の活動の成果をご覧くださりありがとうございました。

 

アメリカの高校生との交流会

7月1日(月)

アメリカから登米市を訪問している高校生9名が本校の生徒たちと交流しました。

校長先生が英語で挨拶した後に校舎内をまわり、授業中の各教室や図書室、体育館などを見学してもらいました。

校長先生の英語で挨拶 授業中の生徒に手を振る

図書室では、本校出身の漫画家・大友克洋氏作の「AKIRA」に見入っていました。

日本の書物に興味津々 「AKIRA]に見入って時間を忘れ

 

6時間目には、2~3名ずつに分かれ、1、2年生の英語の授業を体験してもらいました。しりとりやかるたなどを取り入れ、お互いのコミュニケーションをはかりました。

1年生の英語の授業 2年生の英語の授業

絵しりとり グループディスカッションに参加

 

清掃の時間には窓ふきやモップ掛けなどを体験してもらいました。

窓ふきをしました モップ掛けをしました

 

放課後には部活動を見学してもらいました。

英語部の生徒たちとは、日本の文化「折り紙」を一緒にしました。鶴を折るのに苦戦している姿が見られました。 

初めての折り紙です 鶴を折るのに四苦八苦

できました! 記念写真

 

茶華道部の生徒たちとは、お茶の手ほどきを受けて、お茶をいっしょに点てるなどの交流をしました。

部員がお茶を点てています お茶をいただきました

一緒にお茶を点てました 初めてのお茶の体験でした

 

この交流会は、3回行われる予定で、今後は、箏曲部や剣道部との交流も予定しています。

 

団対抗ダンスフェスティバル

6月27日(木)

佐高三大行事の一つ「団対抗ダンスフェスティバル」が開催されました。

学年の垣根を越えた縦割りで、校訓にある「献身」「窮理」「力行」の3団に分かれ、全員ダンス部門、代表グループダンス部門、映像ダンス部門の3部門によって競い合いました。

快晴 選手宣誓

梅雨の季節にもかかわらず、当日は快晴のなか、始めに第2グランドに全校生徒が集まり、オープニングセレモニーのあと最初の種目となる全員ダンス部門を行い、各団ともこれまでの練習の成果を発揮し、見事な躍動感あふれるダンスを披露しました。

<献身組>

 

 

<窮理組>

 

 

<力行組>

 

 

全員ダンス部門終了後、第1体育館に移動して代表グループダンス部門として各団の代表生徒が、レベルの高い見事なダンスで競い合いました。

<献身組>

 

 

<窮理組>

 

 

<力行組>

 

 

続いて、映像部門では各団とも趣向を凝らしたダンス映像を自分たちで撮影・編集して発表し、アイドルのプロモーションビデオさながらのクオリティの高い映像を披露してくれました。

<献身組>

 

 

<窮理組>

 

 

<力行組>

 

 

3部門の終了後は、有志によるダンスパフォーマンスが披露され、ライブ会場さながら全校生徒が一体となって盛り上がりました。

 

 

 

審査の結果、第1位は、全員ダンス部門が献身組、代表グループダンス部門が献身組、ダンス映像部門が力行組となり、総合優勝は献身組という結果でした。

 

各団長からのメッセージです。

<献身組>

 初優勝できて本当にうれしかったです。団全員で勝ちとった優勝でした。みんなありがとう!!

<窮理組>

 結果は惜しくも2位で凄く悔しいです。しかし、それ以上に過去最高に楽しかったと思っています。このように思えるのも窮理のみんなのおかげです。本当にありがとう。

<力行組>

 時間が少ない中で自分たちの力を十分に発揮することができました。練習ではうまく団員をまとめられず苦労しましたが、本番では悔いなくやりきることができたのでよかったです。

 

生徒たちは学年の垣根を越えてそれぞれの団が一致団結し、佐高生としての連帯感が深められた行事になったと思います。