咲こうnote
先輩に聞く
3月17日(金)
1・2年生を対象に、進路について考える「先輩に聞く」が行われました。
本校卒業生である大学2年生や、県職員など公務員の先輩たちのほか、先日卒業し、大学進学予定の先輩を招いて、志望校を決めるまでの道のりや受験生としての心構えなど、自らの経験から学んだことを後輩たちに向けて熱いメッセージを語っていただきました。
自分たちの少し先を行く先輩方からの言葉は、自分の進路を考える上で自分に何が必要かを確かめる良い機会になったようです。
後輩たちのために話をしていただいた先輩の皆さん、ありがとうございました。
祝・卒業
3月1日(水)
穏やかな晴天のもとに令和4年度卒業式が挙行されました。
ご来賓及び保護者・保証人の方々の参列をいただき233名の卒業生が学び舎から巣立ちました。
各クラスの代表生徒が卒業証書を受け取りました。
校長先生から卒業生へ
「自ら学び、考え、行動し続ける人、挑戦し続ける人になって欲しい。皆さんが歩もうとしている道に一歩一歩迷わず進んでください」とエールを送り、在校生代表の千葉雄翔さんが送辞を述べました。
卒業生を代表して佐藤優理さんが、感謝と将来への決意を込めて
「学校生活は楽しいことだけでなく、時には困難に直面することもありましたが、そんな時、常に寄り添い手を差し伸べてくださった先生方、見守ってくれた家族、そして、励ましてくれた後輩たちや仲間たちに、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。4月から私たちは新しい環境に身を投じ、辛い時もあると思いますが、私達は勇気をもって一歩一歩力強く未来へと進んでいきます」と答辞を述べました。
式が終わり退場する卒業生の姿を見てご家族の方は、我が子の成長を感じたことと思います。
そして、卒業生は最後のホームルームで担任の先生から一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
ホームルームが終わってからも卒業生は、記念写真を撮ったりと別れを惜しんでいました。
4月からはそれぞれが新しい道を歩んで行きます。佐沼高校でのさまざまな経験を礎として、自分の道を歩んでください。
第75回生となる皆さん、卒業おめでとう。
台湾 瀛海(いんはい)高級中学との交流会Vol.10
3月2日(木)
台湾の台南市にある瀛海(いんはい)高級中学との第10回目のオンライン交流会を行いました。本校からは生徒会執行部1・2年生の23名が参加し、2教室に分かれて交流しました。
今回の交流テーマは「エンターテイメント」
お互いの国のアミューズメントパークやテレビで有名なコメディアン、休日の過ごし方などを英語で紹介し、佐高生からは、USJやディズニーリゾート、動画サイトで流行している曲や踊りなどを紹介しました。
瀛海生からは台北市にある児童遊園地や、休日の過ごし方としてメジャーなスポーツであるバスケ・バレーなどについて紹介されました。
質問タイムでは、瀛海生が日本のディズニーについて興味を持ってくれたようで、佐高生が「ジャンボリミッキー」を踊ってみせ、是非お互いの国のアミューズメントパークへ行ってみたいと、大いに盛り上がりました。
地域貢献プロジェクト
本校生徒会が企画したボランティア活動「地域貢献プロジェクト」として、登米市内の児童福祉施設、高齢者福祉施設、医療機関を訪問し、生徒たちの元気や日頃の感謝の気持ちを届けました。
2/9(木)は迫児童館(児童福祉施設)を訪問し、子どもたちへ手作りの絵本と堆朱(ついしゅ)をプレゼントし、いっしょに絵本を読んだりして遊びました。
2/13(月)は登米市民病院を訪問し、医療従事者の方々へ感謝の気持ちを込めたメッセージカードと手作りカレンダーをプレゼントしました。
2/14(火)はさまデイサービスセンター(高齢者福祉施設)を訪問し、「いつまでもお元気で」と手作りの堆朱(ついしゅ)とカレンダーをプレゼントし、交流をしました。
2/24(金)はおもちゃ箱とめ(児童福祉施設)を訪問し、子どもたちへ手作りの絵本と堆朱(ついしゅ)をプレゼントし、いっしょに絵本を読んだりして遊びました。
このプロジェクトは、地域の人たちとの交流を通して元気を届けたいと昨年度に引き続き本校生徒会が企画したもので、プレゼントした堆朱(ついしゅ)や絵本やカレンダーは、生徒たちが昼休みの時間などを使って制作したものです。
3月には再び、はさまデイサービスセンターと迫児童館を訪問し、本校吹奏楽部が演奏をプレゼントする予定です。
ラグビー部 東北新人大会Ⅱ部優勝!
第32回東北高校ラグビーフットボール新人大会が女川町総合運動場を会場に行なわれました。
先の県大会準優勝で東北大会への出場を決めていた佐高ラグビー部は、2月8日(水)に初戦を迎え、対戦相手は山形県第2代表の山形南高校です。序盤から圧倒し佐高らしいラグビーを展開し17対7で勝利しました。
翌日、準決勝の対戦相手は岩手県第3代表の盛岡工業高校です。先制トライを許しましたが、その後2トライを奪い、逆転して前半を終了。後半は猛攻に合い一時逆転を許してしまいましたが、選手たちは最後まで諦めずに攻撃を重ね、終了間際に得たペナルティーキックを決めて24対22とし、劇的な逆転勝利を飾り、初めての決勝進出を決めました。
決勝戦は積雪によるグランドコンディション不良のため中止となり、秋田県第3代表の男鹿工業高校とともに、両校優勝という結果になりました。
佐高1,2年生の新チームは選手15名とギリギリのメンバーで挑みましたが、見事勝ち進んで優勝をものにしました。この自信を糧にさらなる経験を重ねて今後の大活躍に期待します。
宮城県高校美術展
第75回宮城県高等学校美術展が1月26日(木)~29日(日)に宮城県美術館において開催されました。
本校からは美術部1,2年生9名の9作品を出品し、審査の結果、3名が優秀賞、4名が奨励賞を受賞しました。そのうち、2年五十嵐望美さんの作品が県代表として、令和5年7月に鹿児島県で開催される「文化部のインターハイ」とも言われる第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文)の美術・工芸部門へ出品が決定しました。
出品作品
「Rabbit's Astronomical Institute」 五十嵐望美(2年) 優秀賞(かごしま総文出品) |
「雨過天晴」 千葉美沙希(2年) 優秀賞 |
「土偶の舞踏」 佐藤陽奈(1年) 優秀賞 |
「おつかれさまでした」 永尾琴音(2年) 奨励賞 |
「fantastic whale」 栗原縁(2年) 奨励賞 |
「Ageing」 小泉友功(2年) 奨励賞 |
「柿」 西城美空(2年) 奨励賞 |
「房」 小野寺寧々(2年) |
「波」 菅原和奏(1年) |
代表に選ばれた五十嵐望美さんに作品に込めた思いを聞きました。
「私はミニチュアを見るのが大好きで、自分だけの世界を作りたいと思い、この作品を制作しました。タイトルを和訳すると『うさぎ達の天文研究所』で、『誰も知らない場所で打ち上げられずに廃れていったロケット。天文を研究していたうさぎ達はある日、ロケットを見つけ、自分たちの天文研究所として利用するようになった』このようなストーリー性を込めました。立体は初めての試みなので、苦戦するところが多く、まるで秘密基地のようなワクワクさ、どこを見ても楽しめる作品になるように制作しました。」
石森章太郎先生や大友克洋先生も在籍していた佐沼高校美術部。素晴らしい伝統を受け継ぎ、新しい歴史を刻んでいく。
佐高美術部のさらなる活躍を期待します。
台湾 瀛海(いんはい)高級中学との交流会Vol.9
2月2日(木)
台湾の台南市にある瀛海(いんはい)高級中学との第9回目のオンライン交流会を行いました。本校からは生徒会執行部2年生の11名が参加、瀛海からは9名が参加して、2教室に分かれて交流しました。
今回の交流テーマは「CULTURE」
お互いの国の伝統的な建物や名所などを英語で紹介し、佐高生からは、昨年12月に修学旅行で見学してきた清水寺や二条城など、京都にある伝統的な建築物について紹介しました。
瀛海生からは湖口老街や大渓老街について紹介され、佐高生は屋台での食べ物のうち、特に「Dried tofu」に興味を持ったようです。
質問タイムでは、佐高生から「千と千尋の神隠し」のモデルになった建物について質問をしましたが、台南市からは遠く離れた場所にあるとのことでした。そのほか、実際にお互いの国に行き来するのにはどんな交通手段が便利なのかを話しました。羽田空港から新幹線を使えば宮城県まで2時間くらいと伝えたら、ぜひ日本の新幹線に乗ってみたいと、乗り物の話で盛り上がりました。
百人一首かるた大会
1月26日(木)放課後
図書委員会主催の「百人一首かるた大会」が開催されました。
3年ぶりの開催となったこの大会には、1年生から3年生の12名が参加し、個人戦で行われました。最初は一枚の札を取るのにも苦労している様子でしたが、時間が経つにつれて積極的に札を取り合う展開も見られ、静かな中にも熱い戦いが繰り広げられました。
新チーム発進! ラグビー部県新人大会決勝
宮城県高校ラグビーフットボール新人大会の決勝トーナメントが、人工芝のきれいな女川町総合運動場第2多目的グランドで行われ、本校ラグビー部は第2シードで大会に臨みました。
1月14日(土)の初戦は合同チーム②に48対5で圧勝、続く1月17日(火)の準決勝は仙台三高に32対15で勝利し、昨年に続いて決勝進出を決めました。
決勝戦は1月21日(土)に行なわれ、対戦相手はこれまで何度も佐高の前に立ちはだかる仙台育英です。
本校の選手たちは、序盤から佐沼らしい相手との間合いを一気に詰める鋭いタックルを連発し、時にはスクラムを押し込む場面があるなど随所で好プレーを見せて、最後は0対69と点差がついてしまいましたが、最後まで集中力を切らすことなく、決勝戦らしい引き締まった戦いを繰り広げていました。
本校ラグビー部は2月8日から女川町で行われる東北高校新人大会への出場が決定しました。さらにレベルの高い経験を重ね、「佐沼魂炎のタックル」でこれからの活躍に期待したいと思います。
1・2学年 探究発表会
1月24日(火)
今年度の探究発表会が、1学年は午前、2学年は午後に第1体育館で行なわれました。
アドバイザーとして大学、NPO、一般社団法人の8名の先生方をはじめ、登米市及び宮城県職員の方、小・中学校及び高校の先生方などたくさんの出席をいただきました。
登米地域や自分との関わりについての課題や持続可能な世界共通の課題について、1学年はグループとなって67テーマ、2学年は個人またはグループの120テーマを設定し、地域の事業所や登米市などと連携しながら、インタビューやフィールドワークを行い、それぞれが作成したポスターを使って発表しました。
<1学年の発表のようす>
<2学年の発表のようす>
1・2学年ともポスター発表後の質疑応答では、発表する生徒と参観者との対話が活発に行われていました。
アドバイザーの先生方からは、「ポスターのまとめ方が上手で見やすく、わかりやすいものが多かった」「アンケートなどの調査もしっかりされて、データの扱い方も適切だった」「多くの生徒が堂々とした落ち着いた発表で、質疑応答も活発に行われていた」「昨年10月の中間発表会から比べ、多くのテーマで進歩が見られた」「校外へ飛び出してアクションを起こすとさらに研究が深まる」などの意見や感想をいただきました。
今後も佐高生は、探究活動に主体的に取り組み、地域や世界共通の課題解決を目指し、よりよい自分の在り方生き方を考えていきたいと思います。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。