カテゴリ:日々の出来事
めざせ花園 ラグビー県大会決勝
10月22日(日)
第103回全国高校ラグビーフットボール大会宮城県予選大会の決勝戦がユアテックスタジアム仙台で行なわれました。
今回、我が佐高ラグビー部は第2シードで大会に臨み、初戦は白石工高に73対0、準決勝は仙台三高に12対5でそれぞれ勝利して2年連続の決勝進出を決めましたが、惜しくも7対29で仙台育英に敗れました。
試合会場には応援団長をはじめ1~3年の生徒やOB・保護者など多くの関係者が応援に駆け付け、熱い声援を送りました。
佐高は開始から7分後に先制トライを決めゴールキックも成功し、7対0とリードし、その後もぶつかり合いに負けず、伝統の強力FWは終始押し込んで相手陣内でプレーしました。
しかし、その後仙台育英に隙をつかれ逆転を許し、結局32年ぶりの花園出場は叶いませんでした。
3年藤原キャプテンからは「みんな一丸となり、最後まで練習通りのプレーができた」と悔しいながらも晴れ晴れした言葉が聞かれました。
選手をはじめマネージャーを含めた部員たちの健闘を、大いに称えたいと思います。
保健講話~思春期のメンタルヘルス~
10月24日(火)、全校生徒を対象とした保健講話が、「思春期のメンタルヘルスについて」というテーマで行われました。
講師は富谷市にある富谷ファミリーメンタルクリニック院長の佐藤宗一郎先生で、精神科専門医の先生です。
佐藤先生は本校のOBでもあり、自分の高校時代のエピソードや、精神科医としてのこれまでの経験にアニメや漫画の話題を盛り込んでお話しいただきました。
生徒たちは熱心にも楽しく聞き入って、講話終了後には生徒から多くの質問があり、そのひとつひとつに分かりやすく回答していただきました。
佐藤先生からは「安心して悩んで大人になろう」とエールを送っていただきました。
探究・中間発表会
10月17日(火)
1学年と2学年が取り組んでいる探究活動の中間発表会が行われ、アドバイザーとして、宮城大、岩手大、宮城学院女子大、東北工業大、東北芸術工科大から先生方をお招きし、それぞれの発表内容について助言・講評をいただきました。
本校では生徒自らが課題を設定し、グループごとに地域や大学と連携しながら、SDGsにつなげていく探究学習に取り組んでいます。
農学、社会学、教育学、情報学、健康科学などの分野について、1学年59グループ、2学年50グループが、それぞれ設定したテーマやこれから進める研究方法などをスライドで発表しました。
(1学年の発表のようす)
(2学年の発表のようす)
各大学の先生方より
大学の先生方からは、
「2年生は昨年の学びを踏まえ、より実践的な課題設定ができていて実践計画も具体的である」「1年生はインタビューやアンケートなどの調査を進めている班もあり、すばらしい」「テーマのオリジナリティが全体的に面白く、また、発表姿勢・声量・プレゼン方法が年々良くなっている」といった講評をいただきました。
今後は、いただいたアドバイスをもとにさらに探究を深め、来年1月24日の最終発表会を迎えます。
スポーツフェスティバル2023
10月12日(木)、13日(金)の2日間、
佐高三大行事の最後を飾る「スポーツフェスティバル2023」が開催されました。
1~3年生の18クラスが2クラス合同で1つのチームとなり、合計9チームが、タッチラグビー(男女)、バスケットボール(男女)、バレーボール(男女)、ソフトボール(男子)、バドミントン(女子)の8種目の競技で熱戦を繰り広げました。各種目のオープニングセレモニーでは、校長先生のナイススマッシュ、教頭先生のナイスシュートなどもあって大会に華を添えました。
各競技では、上級生が強さを発揮したり、逆に1年生が3年生を破る下剋上があったりと大いに盛りあがりました。
タッチラグビー男子
タッチラグビー女子
バスケットボール男子
バスケットボール女子
バレーボール男子
バレーボール女子
ソフトボール(男子)
バドミントン(女子)
生徒全員が1~2つの種目に出場し、また、同じチームや学年の応援をしたりと、クラス・学年の団結が深まりました。熱戦の結果は以下のとおりで、総合優勝は3年2・3組となりました。
優 勝 | 第2位 | |
総 合 | 3年2・3組 | 2年5・6組 |
タッチラグビー男子 | 3年2・3組 | 2年5・6組 |
タッチラグビー女子 | 3年2・3組 | 2年2・4組 |
バスケットボール男子 | 3年1・4組 | 2年5・6組 |
バスケットボール女子 | 3年2・3組 | 1年1・2組 |
バレーボール男子 | 3年5・6組 | 3年1・4組 |
バレーボール女子 | 2年2・4組 | 1年5・6組 |
ソフトボール男子 | 2年2・4組 | 2年5・6組 |
バドミントン女子 | 2年1・3組 | 3年1・4組 |
南門に新しい銘板が設置されました
今年2月に、校地の北側にあった4本の正門のうち小さい方の門柱2本を「南門」として移設し、このたび、その南門に新しく銘板が取り付けられました(写真参照)。
この南門ですが、「稲田(いなだ)石」と呼ばれ、昭和45年の旧校舎落成にあわせて、茨城県笠間市から運搬して正門として設置され、以来53年間にわたり佐高生を見守ってきた4本の正門のうちの2本です(写真参照)。
なお、「稲田石」は花こう岩(みかげ石)で、美しい光沢と優れた耐久性を兼ね備え、時間による劣化が少ないことから、国会議事堂、最高裁判所、東京駅など日本を代表する建築物にも使用されています。
新しい歴史が始まろうとする中にも、佐沼高校の長い歴史が息づいています。
吹奏楽部が国歌演奏in楽天モバイルパーク宮城
9月23日(土)
楽天イーグルスの本拠地である楽天モバイルパーク宮城で行われたプロ野球パ・リーグ公式戦(楽天イーグルスvs日本ハムファイターズ)の試合前セレモニーにおいて、本校吹奏楽部が国歌を演奏しました♫
当日は晴天に恵まれ、満員の観客がスタンドを埋め尽す球場に、本校吹奏楽部25名の演奏が響き渡りました。
演奏後、部員たちは試合を観戦し、生徒たちの演奏パワーが、イーグルス選手の皆さんにも伝わり、試合は4対1で楽天イーグルスが勝利し、クライマックスシリーズ進出へ大きく近づきました。
迫支援学校との音楽交流会
8月28日(月)
コロナ禍で中止が続いていた迫支援学校高等部生徒さんとの音楽交流会が、4年ぶりに実施されました。本校から吹奏楽部1、2年生35人が訪問し、5曲ほどの演奏を届け、演奏の合間に楽器紹介や、手話を交えた「夜明け」の合唱をしたり、また「YMCA」では一緒に踊ったりしました。
終わりに、迫支援学校の皆さんからは演奏会のお礼として、授業の一環で作成している木工細工をプレゼントしていただきました。
今後も機会があれば、交流会を続けていけたらと思います。
吹奏楽部の演奏 | 楽器紹介 |
手話で合唱 | 一緒にYMCAを踊りました |
「佐高祭」開催!
8月25日(金)・26日(土)の2日間
佐沼高校三大行事のひとつである「佐高祭」が、仮設校舎ではありますが、盛大に開催されました。
今年は4年ぶりに模擬店や様々な展示・発表を、保護者の方などの限定でしたが、生徒からの招待という形式でお客様をお迎えして公開しました。
1日目は校内発表で、開祭式のあと、自然科学部、箏曲部、吹奏楽部と1学年各クラスによるステージ発表を行いました。
続いて仮装コンテストとして、フィジーク部門、女装・男装部門、コスプレ部門を行い、その後、有志団体による発表を行いました。
文化部ステージ発表
1学年ステージ発表
仮装コンテスト(フィジーク部門、女装・男装部門、コスプレ部門)
有志団体ステージ
1年ぶりに復活した「嵐」ならぬ「TOMESHI」の教員5人組ユニットも登場し、会場は大いに盛り上がりました。
2日目はお客様をお迎えするということで、生徒たちは活気に満ちあふれ、文化部のステージ発表や展示、軽音楽部の演奏など、そして趣向を凝らした各模擬店に、たくさんの方々が行き来していました。
また、佐沼東中央商店会の方々による「ジョイントにぎわい市」が、こちらも4年ぶりに開かれ、「焼きそば」「焼鳥」が飛ぶように売れ、佐高祭ポスターを盛り込んだ立て看板も作成していただきました。
文化部発表・展示
各種模擬店
後夜祭では有志団体によるバンド、ピアノを弾きながらの独唱、デュエットやキレキレのダンス等が披露され最高潮に達しました。
「新時代~楽しみたいと言え!!~」をテーマに行なわれた今年の佐高祭は、実行委員を中心にクラスや文化部などの各団体とも、一生懸命に準備した努力と、地域の方々の応援もあり、新時代にふさわしく大いに盛り上がる行事となりました。
More Photograph
女子ボート部 北海道インターハイ出場
北海道インターハイに、本校から女子ボート部の舵手つきクォドルプルが出場し、網走湖ボート場にて躍動してきました。
7月28日に行われた予選レースでは、第2位となり準々決勝に進出、準々決勝では持てる力を思う存分発揮しましたが第3位となり、2位の長野県岡谷南高校とは0.33秒の僅差で惜しくも準決勝進出を逃しました。
練習風景 | |
準々決勝レース | |
右側が先頭の佐沼高クルー | 上から2艇目が佐沼高クルー |
出場した生徒の感想
「予選では2位通過して準々決勝に進出しました。準々決勝では各組2位までが準決勝に上がれるのですが、優勝した福井県立美方高校と同じ組で対戦し、結果は第3位で、2位と0.33秒差で負けてしまいました。
インターハイ入賞を目標に掲げて頑張ってきた私たちにとっては、悔しい結果となりましたが、ラストレースでベストタイムを出すことができました。
ご指導してくださった先生方、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。」
台湾 瀛海・嘉華高級中学との交流会Vol.11
7月24日(月)
台湾の瀛海(いんはい)高級中学と、嘉華(じゃふぁ)高級中学とのオンライン交流会を行いました。
今回は2教室に分かれて、瀛海高級中学と嘉華高級中学とはそれぞれ別の回線で交流しました。両校は5月に佐沼高校を訪問し、対面での交流会を行ったこともあり、その際に来校していた生徒もいて互いに画面越しの再会を喜んでいました。
今回、どちらのオンライン交流会でも「スポーツ」をテーマとし、台湾では野球が人気のスポーツということで、佐高生から大谷翔平選手の話題を出したところ、台湾でも1番人気のある選手だということでした。
また、ある佐高生からは、「弓道」を日本の伝統的なスポーツとして紹介しました。
次回の交流会は、9月下旬か10月上旬に行う予定です。
瀛海高級中学との交流の様子
嘉華高級中学との交流の様子