2025年2月の記事一覧
第77回宮城県高校美術展
1月25日(土)~29日(水)に77回目を迎える宮城県高等学校美術展が、せんだいメディアテークにて開催されました。県内73校から529点の作品が出展される大きな展覧会です。
本校からは美術部16名が出品し、審査の結果、3名が優秀賞、5名が奨励賞を受賞しました。
そのうち、阿部真悠子さん(2年)の作品が、令和7年7月に香川県で開催される「文化部のインターハイ」とも言われる第49回全国高等学校総合文化祭(かがわ総文2025)の美術・工芸部門へ県代表としての出品が決定しました。
<<出品作品>>
「FUNNY OWL」 阿部真悠子(2年) 優秀賞 (かがわ総文2025出品) |
「Meat 404 Found」 芳賀祐月(2年) 優秀賞 |
「大江戸物ノ怪騒乱図」 伊藤葵(2年) 優秀賞 |
「虎嘯風生」 杵淵萌(2年) 奨励賞 |
「魔女のかご庭 荒廃都市にあり」 三浦蒼(2年) 奨励賞 |
「飛べ!ゲンゴロウ」 柳沼静依(2年) 奨励賞 |
「gray」 菅原莉心(1年) 奨励賞 |
「Internet Resident」 佐藤真愛(1年) 奨励賞 |
「旋律」 星和亜(2年) |
「逢魔が時」 及川紗穂(1年) |
「あたしの「好き」に浸かりたい」 大場朱璃(1年) |
「Look at me」 後藤真果(1年) |
「斜照」 佐々木想良(1年) |
「星空ラテはいかが?」 佐藤愛美(1年) |
「オーダー」 菅原悠(1年) |
「愛猫」 星名柊(1年) |
かがわ総文2025への出品が決まった阿部真悠子さんにインタビューしました。
Q:作品に込めた思いは?
A:「近くでも遠くでも楽しめる」ことをテーマに、羽や動物で構成されたフクロウを描きました。羽や動物1つ1つに模様を描いて、どこを見ても楽しめる絵になるよう工夫しました。
Q:総文祭出場への思い
A:先輩方が引き継いできた全国大会の記録を自分も引き継ぐことができてとても嬉しいです。総文祭では、自分の成長に繋げられるよう全国から集まった作品たちを見て多くのことを学んできたいです。
石森章太郎先生や大友克洋先生も在籍していた佐沼高校美術部の素晴らしい伝統を受け継ぎ、さらに新しい歴史を刻んでいってください。
佐高美術部のさらなる活躍を期待します。
茶華道部の校外活動紹介
2月2日(日)
登米市迫公民館において、佐沼地区地域づくり事業の一環として、さぬまの文化・歴史講演会「佐沼の散歩道」が開催されました。
会場では、本校茶華道部が茶席を設け、おいしいお茶を点てて来館者をもてなしました。
また、講演会では、茶華道部員2名が、佐高生と佐沼地区の関わりについて発表しました。
多くの方々にお越しいただき、ありがとうございました!
1・2学年 探究発表会
1月29日(水)
今年度の探究発表会が、1学年は午前、2学年は午後に分かれて第1体育館で行われました。
アドバイザーとして大学、一般社団法人、地域おこし協力隊の8名の先生方をはじめ、登米市及び宮城県職員の方々やフィールドワークなどでお世話になった事業所の方々など、さらに今年は父兄の方々にも出席いただきました。
また、今回の発表会では、岩ヶ崎高校から2名の生徒が来校し、栗原の魅力についての探究活動の発表を行なっていただきました。その他にも、古川黎明高校から探究活動内容をまとめたポスター3枚を掲示していただきました。
発表では、登米市などの地域課題や持続可能な世界共通の課題などについて、1学年は61テーマ、2学年は57テーマを設定し、地域の事業所や登米市役所などに出向いて、フィールドワークを行って研究を深め、それぞれが作成したポスターを使って発表しました。
ポスター発表の後、参観者の方々や生徒と質疑応答が活発に行われていました。
<1学年の発表のようす>
<2学年の発表のようす>
アドバイザーの先生方からは、
「テーマ設定、分析、調査、結果・考察としっかりプロセスがなされていた」、「高校生ならではの問題意識で、まとめ方もよかった」、「ポスターを読み上げるだけでなく、自分たちの言葉で話していた」、「身近なものでありながらしっかりとしたテーマで探求できていた」など講評をいただきました。
また、2学年の発表をご覧いただいた登米市長の熊谷盛廣様から佐高生への激励とエールを合わせたご講評をいただきました。
今後も佐高生は、探究活動に主体的に取り組み、地域や世界共通の課題解決を目指し、よりよい自分の在り方生き方を考えていきたいと思います。
探究活動にご協力くださった皆様、ご来場いただいた皆様、大変ありがとうございました。