咲こうnote
県総体 佐高生の躍動
今年度の県高校総合体育大会が5月から6月にかけて行われ、佐高生は、それぞれが持てる力を十二分に発揮し、各競技で躍動しました。
その中で、見事入賞し好成績をおさめた部を紹介します。
ラグビー部は、第2シードで出場し、危なげなく決勝に進みました。決勝では仙台育英と対戦、先制トライを奪い、前半は仙台育英をノートライに抑えました。後半に一時逆転を許しましたが終了間近にペナルティーキックを決め逆転し、36年ぶり7度目の優勝を決めました。6月13日から秋田市で行われる東北大会に宮城第1代表として出場します。
ボート部は、全種目で入賞を果たし、男女とも学校対抗総合2位となり、以下の8クルーが6月22日から福島県喜多方市で行われる東北大会に出場します。
・男子舵手付きクォドルプル(1位)
・男子ダブルスカル(2位、3位)
・男子シングルスカル(2位)
・女子舵手付きクォドルプル(2位)
・女子ダブルスカル(2位、3位)
・女子シングルスカル(2位)
その中で、県大会を優勝した男子舵手付きクォドルプルは、8月に長崎県で行われるインターハイへの出場権を獲得しました。
陸上部は、各種目で好成績をおさめ、男子総合6位(フィールド4位)、女子総合15位(フィールド6位)でした。その中でも以下の種目は、6月14日から福島市で行われる東北大会への出場を決めました。
・女子棒高跳(1位)
・男子棒高跳(4位、5位、6位)
・男子5000m競歩(4位)
・男子砲丸投(6位)
・男子円盤投(6位)
柔道部は、女子48キロ級において、強豪ぞろいのなか第3位という好成績をおさめました。
インターハイ、東北大会に出場する選手たちのさらなる活躍を期待します。
振え佐高の我が選手!!
吹奏楽部第59回定期演奏会
5月19日(日)
登米祝祭劇場にて、59回目を迎える吹奏楽部の定期演奏会が開催され、2階席まで埋まるほどたくさんの方にご来場いただきました。
新年度になって1年生が加わり、佐高吹奏楽部の活動がスタートしました。吹奏楽部は聞いてくれる人たちがもう一度聞きたくなるような『佐高サウンド』を届けようと日々練習してきました。
定期演奏会は部員たちが自ら楽曲、構成、演出を行い、第1部ではクラシックの演奏のほか、今年は手話を交えた合唱も披露しました。
手話を交えた合唱を披露
第2部ではポップスを演奏し、おなじみの「ヤングマン」では”Y”,”M”,”C”,”A”の掛け声で観客と一体になり、また、今年は初の試みとして部員全員でのYOSAKOI演舞を披露したり、吹奏楽の楽しみを知ってもらおうと観客の中から数名に指揮者の体験をしてもらったりと大いに盛り上がりました。
YMCAで1階席も2階席も大盛り上がり
YOSAKOI演舞
指揮者体験をしてもらいました
吹奏楽部員45名の気持ちのこもった素晴らしい演奏が、多くの観客の皆さんの心に届いたことでしょう。
ご来場いただきました皆さん、ありがとうございました。
また、定期演奏会の開催にあたりご協力いただいた方々に心より感謝申し上げます。
開校記念講話
5月2日(木)
今年122年目を迎える本校の開校記念日にあたり、氏家同窓会長はじめ同窓会の方々にご臨席いただき、第1体育館で開校記念講話が開催されました。
講師に本校卒業生で、中央大学名誉教授で総長・学長を務められた酒井正三郎氏(高21回)をお招きし、「「2100年の日本」-経済成長のはなし-」と題して講話をいただきました。
現在も(財)日中イノベーションセンターの理事兼主席研究員として第1線で活躍されている先輩の話を聞いて、生徒たちは自分が日本の経済成長を担っていくんだという意識が芽生えたようです。
講話後、生徒から「登米市が消滅可能性自治体とありますが、この先登米市が消滅しないためには何が必要ですか」などと多くの質問が出され、ひとつひとつていねいに答えていただきました。
最後に、櫻田生徒会長が感謝の言葉と共に花束を贈りました。
後輩たちに有意義なお話をしていただきありがとうございました。
前期生徒総会・総体壮行式
4月26日(金)
令和6年度前期生徒総会が、第1体育館で全校生徒が一同に会して行われました。
ペーパーレスとして各自のタブレットから資料を見て、予算案の審議や各委員会活動計画の報告や、各クラスから提案のあった議題について、自分たちの学校生活をよりよくするために多くの意見が出されて活発な議論となりました。
生徒総会に続いて、5月上旬から順次始まる支部総体及び県総体に向けた壮行式が行われ、
布施教頭先生、櫻田生徒会長から激励の言葉があり、各運動部の部長が大会に向けて抱負と意気込みを述べました。
最後に応援団が各大会の検討を祈って熱いエールを送りました。
振え佐高のわが選手!!
対面式・部活動紹介
4月10日(水)
対面式・生徒会入会式・応援団入団式、そのあと、部活動紹介が、第1体育館で行われました。1年生は2、3年生の大きな拍手に迎えられ、緊張した面持ちで入場しました。
加賀谷校長先生の挨拶、櫻田生徒会長からの歓迎の挨拶の後、新入生代表の阿部さんが生徒会の一員となる決意を述べ、続いて応援団入団式が行われ、及川団長が檄(げき)を飛ばし、応援団が1年生にエールを送りました。
続いて運動部15、文化部9つの部活動紹介があり、実技披露や生演奏などのパフォーマンスのほか、動画を使った紹介もあり各部とも工夫を凝らして紹介しました。
1年生は佐高生の一員となり、新たな歴史を刻んでくれることでしょう。
令和6年度入学式
4月8日(月)
令和6年度入学式が挙行されました。ここ数日の陽気で桜も一気に咲き始め、全日制225名,定時制11名の新入生を迎えました。
吹奏楽部の演奏が流れる中、新入生は緊張した様子でしたが、それぞれ希望に満ちた表情で入場していました。
加賀谷校長先生から激励の言葉があり、小野寺PTA会長から祝辞をいただき、
新入生代表の小野寺さんが高校生活についての抱負を述べました。
校歌披露では、応援団、野球部、剣道部、女子バスケ部、男女バレー部による合唱隊が結成され、それぞれのユニフォームをまとった先輩たちによる美しいハーモニーを新入生に届けました。
新入生は期待に胸ふくらませ、高校生活の第一歩を歩み出しました。122年目を迎える佐沼高校に新しい風を吹き込んでくれることでしょう。
新入生の皆さん、保護者の方々、入学おめでとうございます。
離任式
3月28日(木)
令和5年度離任式が第1体育館で行われ、1・2年生のほか、多くの卒業生も駆け付け、退職・転任される12名の先生方の門出を盛大に見送りました。
狩野校長先生から退職・転任される先生方の紹介のあと、お一人ずつ言葉をいただきました。
在校生を代表して生徒会長の櫻田美咲さんから離任される先生方へ感謝の言葉を述べたあと、代表生徒から一人一人に花束が贈られました。
続いて、今年度でご退任される狩野校長先生の退任式が行われ、狩野校長先生から挨拶をいただき、生徒会長の櫻田美咲さんが感謝の言葉を述べたあと、代表生徒から校長先生に花束が贈られました。
最後に、狩野校長先生はじめ、退職・転任される先生方が、吹奏楽部の卒業生も参加しての演奏が流れる中、生徒や大勢の卒業生たちの見送りを受け、両手いっぱいに花束を抱えて、別れを惜しみながら退場しました。
ご退職及びご転出される先生方の新天地でのご活躍をお祈りいたします。
先輩に聞く
3月15日(金)
1・2年生を対象に、進路講話「先輩に聞く」が行われました。
本校を2年前に卒業した大学生や、昨年卒業した登米市役所で働く公務員の先輩のほか、先日卒業してこの春大学入学を迎える先輩の方々を招いて、志望校を決めるまでの道のりや受験生としての心構えなど、自らの体験談を後輩たちに向けて語っていただきました。
佐高1・2年生の少し先を行く先輩方からの言葉は、今後の進路を考える上で何が必要で、何をすべきかなどを考えるとても良い機会になりました。
お忙しい中、後輩たちのために話をしていただいた佐高の先輩の皆さん、ありがとうございました。
卒業おめでとう
3月1日(金)
令和5年度、全日制第76回、定時制第73回の卒業式が挙行されました。
来賓及び保護者の方々のご参列をいただき、4年ぶりに在校生も出席しての卒業式となり、この学び舎から全日制210名、定時制10名の卒業生が巣立っていきました。
各クラスの代表生徒が校長先生より卒業証書を受け取りました。
校長先生から卒業生へ
「自分の歩む道にしっかりと向かい、たとえ困難に出会っても信念を持って挑戦を続け、人との出会いを大切にして、自分の道を信じて力強く進んでください」とエールを送り、在校生代表の櫻田美咲さんが送辞を述べました。
卒業生を代表して全日制の千葉雄翔さんが、
「新型コロナの影響で制限の多い学校生活でしたがいっしょに乗り越えてきた仲間たち、寄り添ってくださった先生方、心強く見守ってくれた家族、前に進むヒントをくれた先輩や後輩たちへの感謝の気持ちでいっぱいです。4月からはそれぞれが将来に向かってスタートを切り、先の見えない坂道が立ちはだかるかもしれませんが、佐高での経験を糧に走り続けます」と答辞を述べました。
続いて定時制卒業生の遠藤柊花さんが、
「学校生活で私たちは、何かに挑戦することはとても価値のあるものだということを学びました。4月から私たちは新しい道へ歩み始め思いもよらない壁にぶつかることもあると思いますが、失敗を恐れず挑戦していきます」と答辞を述べました。
卒業生は仮設校舎の教室に入って最後のホームルームに臨み、保護者が見守る中、担任の先生から一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
ホームルームが終わってからも、記念写真を撮ったり友人との会話が尽きずに別れを惜しんでいました。
4月からはそれぞれが新しい道を歩みますが、佐沼高校でのさまざまな経験を礎として、自分の道を進んでいってください。
卒業おめでとうございます。
ラグビー部 東北大会
2月8日(木)から、第33回東北高校ラグビーフットボール新人大会が福島のJヴィレッジを会場に行われ、佐高ラグビー部は、宮城県第2代表として出場しました。
2月8日(木)には、岩手県第1代表の黒沢尻工業高校との対戦で、前半は風下で苦戦しリードを許し、後半は佐高らしい攻撃で相手を追い詰めましたが、惜しくも14対31で敗れて5・6位決定戦にまわりました。
2月10日(土)には、5・6位決定戦が行われ、対戦相手は福島県第1代表の松韻学園福島高校でした。前半から終始相手を圧倒し、40対29で勝利して5位となりました。
佐高ラグビー部チームは、各県第1位のチームと互角の戦いをし、東北大会第5位の成績を収めました。この経験から多くの学びを得て今後の活躍を期待したいと思います。