咲こうnote
佐高女子ラガー 全国大会出場
11月15日・16日に行われた7人制女子ラグビーの全国大会「U18女子セブンズラグビーフットボール大会」に東北ブロック代表の宮城チームに、本校ラグビー部から、木川海(3年)、千葉愛來(2年)、森田世羅(1年)の3名が出場しました。
彼女たちは男子部員に混じって練習をし、また、宮城女子ラグビークラブ(DIANATE)にも所属し活動しています。
1日目(緑のユニフォームが宮城)
2日目(紫のユニフォームが宮城)
東北ブロック予選を勝ち抜いたチームのメンバーとして、彼女たちは持てる力を十二分に発揮し、躍動しました。
そして、全国の強豪チームと戦ってきた宮城女子ラグビークラブ(DIANATE)の3選手を含めたメンバー全員の健闘を称えると共に、クラブのさらなる活躍を期待します。
(前列1番左が木川選手、後列右から2番目が千葉選手、1番右が森田選手)
なお、木川選手は12月に大阪花園ラグビー場で行われる女子ラグビー・東西対抗戦に東北地区から1名だけ選抜選手として出場します。また、そこでの活躍を期待します。
秋季防災避難訓練を実施しました
11月8日(金)に秋季防災避難訓練を実施しました。
火災を想定した屋外への避難ですが、今回は実際の災害時に近い形となるよう、実施する時間を特定せずに訓練を行いました。
突然の訓練開始にも、生徒たちは慌てることなく、仮設校舎の狭い階段での渋滞・ドミノ倒しに気をつけながらも、迅速にかつ安全に避難しました。
災害は突然やってきます。万が一の場合には本日の訓練をいかし、自分の命を守れる生徒であってほしいと思います。
保健講話~命の大切さを学ぶ~
10月31日(木)に全校生徒を対象とした保健講話「命の大切さを学ぶ教室」が行われ、講師として、八島定敏さんをお招きして講演していただきました。
八島さんはご自身のご家族を犯罪によって亡くされた経験から、次世代を担う高校生に向け、命の大切さについてお話ししていただきました。
生徒たちは終始真剣な眼差しで聴講し、「今後の人生を大切に生きていこうと思いました」、「命は平等であり無駄にしてはならないものだ」などの感想が聞かれました。
犯罪被害者のご遺族の「痛み」を拝聴し、あらためて命の大切さを強く再認識する機会となりました。
新校舎建設の様子①
令和7年度9月供用開始に向けて、新校舎の建設が着々と進んでいます。
卒業生には、旧校舎が解体され、更地になった様子を見ると、寂しさを感じると思いますが、生徒たちは、日々建設が進んでいく新校舎への期待感、学校生活の希望に満ちあふれています。
仮設校舎3階から望む新校舎建設の様子
(きれいに整地された旧校舎跡地)
(令和6年7月)
(令和6年9月)
(現在の様子 令和6年11月)
正門から撮影
(旧校舎が解体され仮設校舎が見えます)
(入学式の日 はっきり見えませんが桜が咲いています)
(現在の様子、3階まで鉄骨が組み上がってきました)
建設現場の片隅(佐高正門前バス停から見えます)に、このようなスペースがあります。建設会社の方が現場にある資材を使って季節に合わせ飾りつけるそうです。
撮影したときは、ハロウィーンの飾りつけでした。今後はクリスマスとか、お正月とか・・・
これからも、随時、新校舎建設の様子をお伝えしていきます。
ラグビー部 花園予選決勝戦
10月20日(日)
第104回全国高校ラグビーフットボール大会宮城県予選大会の決勝戦がユアテックスタジアム仙台で行なわれました。
我が佐高ラグビー部は、第1シードで大会に臨み、初戦は石巻工業に85対0、準決勝は第4シードの利府高校に31対7のスコアで勝ち進み、3年連続の決勝進出となり、28連覇中の仙台育英と対戦しました。
試合会場には応援団をはじめ1~3年の生徒やOB・保護者など多くの関係者が応援に駆け付け、熱い声援を送りました。
選手たちは、第1シードの誇りと気合の入った「炎のタックル」で、ぶつかり合いに負けず、伝統の強力FWが押し込み相手陣内でプレーする時間帯もありましたが、隙をつかれトライを許してしまい、33年ぶりの花園出場は叶いませんでした。それでも選手たちは最後まであきらめず、佐高魂を見せてくれました。
佐藤証成キャプテンは、「自分たちがやってきたことをやりきった」と晴れ晴れとした表情で、また「ラグビーを楽しんで、夢中になってくれれば、結果もついてくる」と、後輩たちに花園への思いを託しました。
選手をはじめマネージャーを含めた部員たちの健闘を称え、拍手を送りたいと思います。
ボート部が全国選抜大会に出場決定!
10月11日(金)~13日(日)
岩手県花巻市の田瀬湖ボート場にて第39回東北高等学校選抜ボート大会が行なわれ、本校からは県新人大会を勝ち抜いた男子舵手つきクォドルプル、男子ダブルスカル、女子ダブルスカルの3クルーが出場しました。
東北各県の大会を勝ち上がってきた強豪揃いの中、本校の選手たちは持てる力を十二分に発揮し、好タイム連発で、男子ダブルスカルと女子ダブルスカルは優勝、男子舵手つきクォドルプルは第2位となり、出場した3クルーすべてが、令和7年3月に静岡県で行われる全国選抜大会への出場を決めました。
男子ダブルスカル
女子ダブルスカル
男子舵手つきクォドルプル
ボート部の全国選抜大会での活躍を期待します。がんばれ!佐高ボート部
探究活動・中間発表会
10月16日(水)
1学年と2学年が、探究活動の中間発表を行いました。
本校では、防災、地域、医療、農業などの各分野について、生徒自らがテーマを設定し、グループごとに地域や社会問題などの課題について、地域の事業所や大学などと連携しながら、探究学習に取り組んでいます。
中間発表会では、1学年61グループ、2学年57グループが、それぞれ設定したテーマやこれから進める研究方法などについてスライドにまとめて発表しました。
アドバイザーとして、大学やNPO法人などから9名の先生方をお招きし、それぞれの発表内容について講評・アドバイスをいただきました。
(1学年の発表のようす)
(2学年の発表のようす)
アドバイザーの先生方
アドバイザーの先生方からは、
「背景、課題設定がよくできている」「よく考えて準備してきたことが発表から伝わった」「テーマをもっとしぼることで、独自性が出てくるのではないか」といった講評をいただきました。
いただいたアドバイスをもとに、さらに探究を深め、地域の事業所などに直接足を運んで情報収集・整理し、来年1月29日の最終発表会に臨んでください。
二刀流-吹奏楽部のYOSAKOI演舞-
10月13日(日)に、仙台市で開催された第27回仙台みちのくYOSAKOIまつりに佐高吹奏楽部が参加しました。
参加チームの中で唯一の高校生チームで、しかも吹奏楽部がYOSAKOI演舞を披露するという事で、NHKからまつり開催前に取材を受け、番組内で生演舞を披露しました。
吹奏楽部では、演奏の表現力を広げようと今年からYOSAKOI演舞や手話による合唱などに取り組んでいます。
まつり当日は、勾当台公園、市民広場、あすと長町で計3回、YOSAKOI演舞を披露し、観客から大歓声をあびました。
スポーツフェスティバル2024
10月3日(木)・4日(金)の2日間
佐高三大行事のフィナーレを飾る「スポーツフェスティバル2024」が開催されました。
1~3年生の18クラスが、2クラス合同でのチームとなり、合計9チームで戦いました。
1日日はあいにくの雨模様で、ソフトボール、タッチラグビーが中止となってしまい、バスケットボール(男子・女子)、バレーボール(男子・女子)、ドッジボール(男女混合)、バドミントン(男女混合)の4種目で熱戦を繰り広げました。特にドッジボールは屋外で行いましたが、悪天候をものともせず、ハッスルプレーの連続でした。
2日目も雨模様のなか、生徒たちの熱い希望があり、グランドでソフトボールを、テニスコートを使用してタッチラグビーも行われました。1日目以上に熱い戦いが繰り広げられました。
各競技では、上級生が強さを発揮したり、下級生が上級生を破るといった下剋上があったり、2日間のスポーツフェスティバルは大いに盛り上がりました。
生徒は1~2つの種目に出場し、クラスメートや同じ学年の応援をして、クラスや学年の団結がより深まりました。
熱戦の模様
<ドッジボール男女混合>
<バドミントン男女混合>
<タッチラグビー男女混合>
<バスケットボール男子>
<バスケットボール女子>
<バレーボール男子>
<バレーボール女子>
<ソフトボール男子>
ソフトボールを行うにあたり、体育委員をはじめ野球部員の生徒たちが一生懸命グランドの整備をしてくれました。ありがとう。
熱戦の結果
優 勝 | |
総 合 | 3年5・6組 |
ドッジボール(男女混合) | 2年1・3組 |
タッチラグビー(男女混合) |
3年2・4組、1年1・2組、1年3・4組 (同率優勝) |
バドミントン(男女混合) | 2年2・4組 |
バスケットボール男子 | 3年5・6組 |
バスケットボール女子 | 3年3・4組 |
バレーボール男子 | 3年1・3組 |
バレーボール女子 | 2年2・4組 |
ソフトボール男子 |
3年1・3組、3年2・4組、3年5・6組 (同率優勝) |
More Photograph
第1体育館前に靴箱を寄贈いただきました
同窓会長・氏家良典様、前校長・狩野秀明様より、約320名分の体育館シューズが収納できる大変立派な靴箱を、第1体育館前に寄贈・設置して頂きました。
早速、全校集会や体育の授業などで使用しています。
末永く大切に使用してまいります。
たいへんありがとうございました。
秋の交通安全運動
宮城県秋の交通安全運動週間にあわせて、佐沼高校では9月24日(火)~27日(金)の期間、朝の登校時間に通学委員会の生徒により、朝の挨拶運動と通学マナー向上の呼びかけを行いました。
期間中はPTA役員の方々にも参加していただきました。
PTA役員の方々には、朝早くからご協力いただきありがとうございました。
昇降口前のひまわりも挨拶しています。
あわせて、現在の新校舎建設の様子を紹介します。
3年生に向けて
3学年のフロアに小論文対策コーナーがあります。小論文を書くのに参考となる各分野の本が図書館から紹介されています。気になる本があったらどんどん借りて小論文の参考にしてください。
佐高3大行事の最後となる「スポーツフェスティバル」を間近に控え、3年生はそれぞれの進路に向けて受験モードに突入しています。
3年生はこれまでの努力を信じて、かつ、自分のペースで受験に臨んでください。今は大変かもしれませんが、この経験は今後の人生に役立つと思います。
教職員からの応援 (佐高祭で美術部員が描いた似顔絵) |
特に校長先生からの応援 教頭先生も |
理科室前の「はざま君」も応援 | ウーパールーパー君も応援 |
100万ドルの佐高祭
8月30日(金)・31日(土)の2日間
佐沼高校三大行事のひとつである「佐高祭」が盛大に開催されました。
今年は、「100万ドルの佐高祭~122年目の期待(みちしるべ)~」というテーマのもと、生徒からの招待という形での限定公開でしたが、たくさんの方々に模擬店や様々な展示・発表をご覧いただきました。
1日目は校内発表で、開祭式のあと、自然科学部による指紋検出実験、箏曲部の優雅な演奏、吹奏楽部の元気いっぱいの演奏で全校生徒がはしゃぎ、軽音楽部によるエネルギッシュな演奏で、いずれも発表のたびに拍手が鳴りやみませんでした。その後には1学年各クラスによるステージ発表があり、続いて、実行委員企画のクイズ大会、さらには有志によるタップダンスや歌姫のステージ発表があり、最高に盛り上がりました。
文化部ステージ発表
1学年ステージ発表
有志グループステージ
そして、教員ユニットによる「SUPER EIGHT」ならぬ「SUPER TOMESHI」ですが、昨年メンバーの脱退などがあり活動が危ぶまれましたが1年ぶりの復活ライブもあり、会場は最高に盛り上がりました。
2日目は、天候悪化が心配されましたが、生徒の活気によって天候も回復し、お客様を迎え、ステージ発表や、文化部の展示、そして趣向を凝らした各模擬店、また、中庭ではラグビー部によるタックルやパスなどの体験コーナーもあり、たくさんの方々が行き来していました。今年は定時制課程の展示や模擬店もあり多くの方々が並んでいました。
昨年に引き続き、佐沼東中央商店会とのコラボ企画で「ジョイントにぎわい市」が開かれ、焼鳥(ヤンニョムチーズ味があったり)が飛ぶように売れ、また、佐高祭ポスターの巨大な立て看板も作成していただきました。
文化部発表・展示
ラグビー体験
各種模擬店
後夜祭では、生徒会企画の「未成年の主張」があり、続いて有志グループによるピアノ演奏、デュエットやバンド演奏などが披露され最高潮に達しました。
今年の佐高祭は、実行委員を中心にクラスや文化部などの各団体とも、一生懸命準備し、地域の方々の応援もあり、生徒一人一人が100万ドル以上にも輝き、それぞれが記憶に残る最高の佐高祭となりました。
~ More Photograph ~
美術部入賞 ぎふ総文2024
7月31日から8月5日まで岐阜県にて「文化部のインターハイ」とも言われる第48回全国高等学校総合文化祭(清流の国ぎふ総文2024)が開催され、美術・工芸部門に宮城県代表作品として、本校から2作品が出品されました。
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「Re-cycle」 (映像作品) |
「Anarchy Orchestra」 (立体作品) |
全国から多くの優れた作品が出品された中、林莉々花さんの作品が「奨励賞」を受賞しました。この作品は映像作品で、ゴミとなるものでも再利用して新しいものを作ることができるというメッセージが込められています。
また、芳賀祐月さんの作品は、コンサートホールの立体作品で、いまにも音楽が聞こえて来そうな雰囲気が感じられ、とても高い評価を受けました。
奨励賞を受賞した林さんの映像作品は、こちらで限定公開しております。
ぜひご鑑賞ください。
スマホからもご覧いただけます
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ぎふ総文に参加した2名にインタビューしました。
林莉々花さん
Q:作品に込めた思いは?
A:リサイクルという概念を料理や映像の構成で表現し、無駄が出ず循環するという意味を込めました。
Q:制作で苦労したことは?
A:1枚ずつ写真を撮って制作するストップモーションという技法を使ったのですが、できるだけ動作が自然になるように撮るのが大変でした。
Q:ぎふ総文に参加しての感想
A:作品に込められた意味や思いが強く感じらる作品が多くあり、自分は美術で何を表現したいのか考えさせられた総文でした。
芳賀祐月さん
Q:作品に込めた思いは?
A:中学生のとき、吹奏楽部に所属していたので、音楽の楽しさやコンサートホールの雰囲気を伝えたいと思いました。
Q:制作で苦労したことは?
A:ダンボールを使って制作したので、カットしたりするとき、かなり力を使うのでかなり疲れました。
Q:ぎふ総文に参加しての感想
A:全国から集まった個性豊かな作品を目にして、たくさんの刺激を受けたと同時に、来年はもっとレベルアップした作品を出品したいです。
全国の同年代の作品に触れ、今後の創作活動の良い刺激になったと思います。そしてそれは、他の部員たちにも伝わり、佐高美術部がますます活躍していくことでしょう。
Sanuma Summer University
7月25日(木)
本校を会場に、宮城県教育委員会主催の高大連携事業である「Sanuma Summer University」(地域公開講座)が開催されました。
本校1~3年の希望生徒のほか、県内各校からの参加もあり、合わせて152名が日本史、経済、理学、農学、教育、地域創生、看護、食産の8つのテーマに分かれ、東北大学、宮城教育大学、宮城大学の先生方による講義を受講しました。
講座1「大学で学ぶ日本史」
東北大学 文学部 教授 籠橋 俊光 先生
講座2「経済学部で学ぶということ-マックを事例として-」
東北大学 経済学部 教授 小田中 直樹 先生
講座3「地球表面の形態変化を探究する」
東北大学 理学部 教授 堀 和明 先生
講座4「発酵にまつわる微生物たちの話」
東北大学 農学部 教授 新谷 尚弘 先生
講座5「教育の目的と役割」
宮城教育大学 教授 川崎 惣一 先生
講座6「地域社会学、まちづくり、観光に関すること」
宮城大学 事業構想学群 地域創生学類 准教授 宮崎 義久 先生
講座7「看護学及び現在の医療に関すること」
宮城大学 看護学群 看護学類 助教 東 優里子 先生
講座8「農産食品学、食の安全性、栄養学に関すること」
宮城大学 食産業学群 フードマネージメント類 教授 石川 伸一 先生
Sanuma Summer Universityは、平成16年度から県内他校に先駆けて始められた高大連携事業です。受講生は各分野の最先端の研究に触れ、講師の先生方のお話を一つ一つ吸収しようと聴講しました。
今回の講義を通してなりたい自分や進路を思い描き、その夢や目標に向かってさまざまな力を蓄えて欲しいと思います。
3学年日本史探究「出張講義」
6月26日(水)
3学年の日本史探究の授業で、歴史的事項について専門家の知見に触れ、理解を深めようと、國學院大學文学部長の矢部健太郎教授を招いて講義を行っていただきました。矢部教授はNHK番組「英雄たちの選択」への出演や、大河ドラマ「真田丸」への資料提供など、メディア等においても幅広く活躍されている方です。
今回は「豊臣政権研究の現在地」という演題で、「豊臣」摂関家を頂点とする豊臣大名の「清華成」家格序列存在の発見と、その観点からの「五大老」捏造説や、関白秀次切腹事件の通説への疑念について、史料をもとに丁寧に解説していただきました。
受講した生徒たちは、最新の歴史研究の実例や、歴史学とはどのような学問なのかを学ぶことができ、たいへん有意な授業となりました。
3学年探究発表会
7月10日(水)
3年生の探究発表会が行われました。
アドバイザーとして、一般社団法人まるオフィスの加藤さん、登米市地域おこし協力隊の志田さん、NPO法人ぴぃすかんぱにぃの千葉さんをお招きして発表をご覧いただきました。
3年生の各班が、「教育」「経済・文化」「IT」「農工」「社会」「食事」「福祉」の7分野に取り組んできた69の探究テーマの中から、分野ごとに選ばれた7つの探究テーマについて発表しました。
生徒たちは、地域の事業所や登米市などと連携しながらインタビューやフィールドワークなど直接足を運んで情報収集・整理し、地域の課題や社会問題などのテーマについて高校生の視点からまとめ、堂々と発表しました。スライドで発表するだけでなく、実演したり、作成した実物を見せる班もいたり、質疑応答も活発に行われました。
1,2年生も聴講し、3年生が取り組んできた探究内容を聞き、今後の自分たちの探究活動の参考になったと思います。
今後も地域や世界共通の課題解決を目指し、この探究活動で学んだことや身に付けたことを、これからの自分の在り方や、よりよい社会への貢献に生かして欲しいと思います。
最後に探究活動にあたり佐高生のインタビューやフィールドワークにご協力いただいた方々に感謝申し上げます。
第31回栗原・登米支部総文祭
6月29日(土)と30日(日)に若柳総合文化センター(ドリームパル)を会場に第31回栗原・登米支部総合文化祭(彩 ~個性で輝け青春の刻~)が開催されました。
登米・栗原市内の7校の文化部が集い、日頃の活動の成果を発表しました。今年も保護者の方をはじめ一般の方にも来場いただき多くの方々に足を運んでいただきました。
ステージ発表の部には、本校から軽音楽部・吹奏楽部・箏曲部が参加しました。
軽音楽部の軽快なリズム、吹奏楽部は迫力のあるメロディーに加え今年はYOSAKOI演舞を披露しました。そして箏曲部の優雅な音色が会場に響き渡りました。
展示発表の部には、茶華道部・文芸部・自然科学部・美術部が参加し日頃の活動の成果を発表しました。
美術部では、絵画や立体作品など19作品を展示し、その中で優秀賞に7作品、会員推薦賞に8作品が入賞しました。(重複入賞しているので全部で10作品)その作品を紹介します。
優秀賞・会員推薦賞
優秀賞
会員推薦賞
たくさんの方々にご来場いただき、各文化部の活動の成果をご覧くださりありがとうございました。
アメリカの高校生との交流会
7月1日(月)
アメリカから登米市を訪問している高校生9名が本校の生徒たちと交流しました。
校長先生が英語で挨拶した後に校舎内をまわり、授業中の各教室や図書室、体育館などを見学してもらいました。
図書室では、本校出身の漫画家・大友克洋氏作の「AKIRA」に見入っていました。
6時間目には、2~3名ずつに分かれ、1、2年生の英語の授業を体験してもらいました。しりとりやかるたなどを取り入れ、お互いのコミュニケーションをはかりました。
清掃の時間には窓ふきやモップ掛けなどを体験してもらいました。
放課後には部活動を見学してもらいました。
英語部の生徒たちとは、日本の文化「折り紙」を一緒にしました。鶴を折るのに苦戦している姿が見られました。
茶華道部の生徒たちとは、お茶の手ほどきを受けて、お茶をいっしょに点てるなどの交流をしました。
この交流会は、3回行われる予定で、今後は、箏曲部や剣道部との交流も予定しています。
団対抗ダンスフェスティバル
6月27日(木)
佐高三大行事の一つ「団対抗ダンスフェスティバル」が開催されました。
学年の垣根を越えた縦割りで、校訓にある「献身」「窮理」「力行」の3団に分かれ、全員ダンス部門、代表グループダンス部門、映像ダンス部門の3部門によって競い合いました。
梅雨の季節にもかかわらず、当日は快晴のなか、始めに第2グランドに全校生徒が集まり、オープニングセレモニーのあと最初の種目となる全員ダンス部門を行い、各団ともこれまでの練習の成果を発揮し、見事な躍動感あふれるダンスを披露しました。
<献身組>
<窮理組>
<力行組>
全員ダンス部門終了後、第1体育館に移動して代表グループダンス部門として各団の代表生徒が、レベルの高い見事なダンスで競い合いました。
<献身組>
<窮理組>
<力行組>
続いて、映像部門では各団とも趣向を凝らしたダンス映像を自分たちで撮影・編集して発表し、アイドルのプロモーションビデオさながらのクオリティの高い映像を披露してくれました。
<献身組>
<窮理組>
<力行組>
3部門の終了後は、有志によるダンスパフォーマンスが披露され、ライブ会場さながら全校生徒が一体となって盛り上がりました。
審査の結果、第1位は、全員ダンス部門が献身組、代表グループダンス部門が献身組、ダンス映像部門が力行組となり、総合優勝は献身組という結果でした。
各団長からのメッセージです。
<献身組>
初優勝できて本当にうれしかったです。団全員で勝ちとった優勝でした。みんなありがとう!!
<窮理組>
結果は惜しくも2位で凄く悔しいです。しかし、それ以上に過去最高に楽しかったと思っています。このように思えるのも窮理のみんなのおかげです。本当にありがとう。
<力行組>
時間が少ない中で自分たちの力を十分に発揮することができました。練習ではうまく団員をまとめられず苦労しましたが、本番では悔いなくやりきることができたのでよかったです。
生徒たちは学年の垣根を越えてそれぞれの団が一致団結し、佐高生としての連帯感が深められた行事になったと思います。
東北大会 ボート部の活躍
6月22日~23日にかけて福島県営萩野漕艇場(喜多方市)にて東北高等学校ローイング選手権が行われ、佐高ボート部からは、宮城県大会で3位まで入賞した下記の6種目(8クルー)が大会に出場しました。
・男子舵手つきクォドルプル(1クルー)
・男子ダブルスカル(2クルー)
・男子シングルスカル(1クルー)
・女子舵手つきクォドルプル(1クルー)
・女子ダブルスカル(2クルー)
・女子シングルスカル(1クルー)
東北各県から集まった強豪クルーと競い合い、5種目(7クルー)が準決勝まで進み、その中で男子ダブルスカルと男子舵手つきクォドルプルの2クルーが決勝に進出しました。
宮城県大会に続き、東北大会においても男子舵手つきクォドルプルは第1位、男子ダブルスカルは第4位の成績をおさめました。
ラグビー部 東北大会第3位!
6月13日~16日にかけて秋田県立中央公園球技場にて東北高等学校ラグビーフットボール大会が行われ、我が佐高ラグビー部は宮城第1代表として大会に臨みました。
1回戦は、秋田第2代表の金足農業高校と対戦し、一時はリードを許したものの、後半はノートライに抑え、40対14というスコアで勝利をおさめました。
準決勝は、岩手第1代表の黒沢尻工業高校と対戦しました。花園出場常連校と互角の勝負をしましたがあと一歩及ばず12対29というスコアで敗れてしまいました。
決勝には進めませんでしたが、選手たちは気持ちを切り替え3位決定戦に臨み、青森第1代表の青森山田高校と対戦しました。先制を許し追いかける展開でしたが、後半に入ると強力フォワード陣が圧倒し、佐高ペースで試合が進み、終盤に逆転し、28対26のスコアで見事勝利し、東北大会第3位という成績をおさめました。
佐高魂が最後まで見られ、選手をはじめマネージャーを含めた部員たちの健闘を大いに称えたいと思います。
避難訓練を実施しました
6月6日と7日の2日間、2回に分けて避難訓練を実施しました。
6日は学校近辺の地域特性をふまえ、水害を想定した屋内の垂直避難を実施しました。
始めに、各クラスでグループワークを行い、災害に対してどういった対応をすべきか、また水害に備え地域のハザードマップ、避難経路を確認しました。
続けて実施した屋内の垂直避難訓練では、狭い階段にも慌てることなく安全に3階に避難しました。
7日は地震を想定した屋外への避難訓練を実施しました。
災害は突然やってきます。万が一の場合には本日の訓練をいかし、自分の命を守れる生徒であってほしいと思います。
県総体 佐高生の躍動
今年度の県高校総合体育大会が5月から6月にかけて行われ、佐高生は、それぞれが持てる力を十二分に発揮し、各競技で躍動しました。
その中で、見事入賞し好成績をおさめた部を紹介します。
ラグビー部は、第2シードで出場し、危なげなく決勝に進みました。決勝では仙台育英と対戦、先制トライを奪い、前半は仙台育英をノートライに抑えました。後半に一時逆転を許しましたが終了間近にペナルティーキックを決め逆転し、36年ぶり7度目の優勝を決めました。6月13日から秋田市で行われる東北大会に宮城第1代表として出場します。
ボート部は、全種目で入賞を果たし、男女とも学校対抗総合2位となり、以下の8クルーが6月22日から福島県喜多方市で行われる東北大会に出場します。
・男子舵手付きクォドルプル(1位)
・男子ダブルスカル(2位、3位)
・男子シングルスカル(2位)
・女子舵手付きクォドルプル(2位)
・女子ダブルスカル(2位、3位)
・女子シングルスカル(2位)
その中で、県大会を優勝した男子舵手付きクォドルプルは、8月に長崎県で行われるインターハイへの出場権を獲得しました。
陸上部は、各種目で好成績をおさめ、男子総合6位(フィールド4位)、女子総合15位(フィールド6位)でした。その中でも以下の種目は、6月14日から福島市で行われる東北大会への出場を決めました。
・女子棒高跳(1位)
・男子棒高跳(4位、5位、6位)
・男子5000m競歩(4位)
・男子砲丸投(6位)
・男子円盤投(6位)
柔道部は、女子48キロ級において、強豪ぞろいのなか第3位という好成績をおさめました。
インターハイ、東北大会に出場する選手たちのさらなる活躍を期待します。
振え佐高の我が選手!!
吹奏楽部第59回定期演奏会
5月19日(日)
登米祝祭劇場にて、59回目を迎える吹奏楽部の定期演奏会が開催され、2階席まで埋まるほどたくさんの方にご来場いただきました。
新年度になって1年生が加わり、佐高吹奏楽部の活動がスタートしました。吹奏楽部は聞いてくれる人たちがもう一度聞きたくなるような『佐高サウンド』を届けようと日々練習してきました。
定期演奏会は部員たちが自ら楽曲、構成、演出を行い、第1部ではクラシックの演奏のほか、今年は手話を交えた合唱も披露しました。
手話を交えた合唱を披露
第2部ではポップスを演奏し、おなじみの「ヤングマン」では”Y”,”M”,”C”,”A”の掛け声で観客と一体になり、また、今年は初の試みとして部員全員でのYOSAKOI演舞を披露したり、吹奏楽の楽しみを知ってもらおうと観客の中から数名に指揮者の体験をしてもらったりと大いに盛り上がりました。
YMCAで1階席も2階席も大盛り上がり
YOSAKOI演舞
指揮者体験をしてもらいました
吹奏楽部員45名の気持ちのこもった素晴らしい演奏が、多くの観客の皆さんの心に届いたことでしょう。
ご来場いただきました皆さん、ありがとうございました。
また、定期演奏会の開催にあたりご協力いただいた方々に心より感謝申し上げます。
開校記念講話
5月2日(木)
今年122年目を迎える本校の開校記念日にあたり、氏家同窓会長はじめ同窓会の方々にご臨席いただき、第1体育館で開校記念講話が開催されました。
講師に本校卒業生で、中央大学名誉教授で総長・学長を務められた酒井正三郎氏(高21回)をお招きし、「「2100年の日本」-経済成長のはなし-」と題して講話をいただきました。
現在も(財)日中イノベーションセンターの理事兼主席研究員として第1線で活躍されている先輩の話を聞いて、生徒たちは自分が日本の経済成長を担っていくんだという意識が芽生えたようです。
講話後、生徒から「登米市が消滅可能性自治体とありますが、この先登米市が消滅しないためには何が必要ですか」などと多くの質問が出され、ひとつひとつていねいに答えていただきました。
最後に、櫻田生徒会長が感謝の言葉と共に花束を贈りました。
後輩たちに有意義なお話をしていただきありがとうございました。
前期生徒総会・総体壮行式
4月26日(金)
令和6年度前期生徒総会が、第1体育館で全校生徒が一同に会して行われました。
ペーパーレスとして各自のタブレットから資料を見て、予算案の審議や各委員会活動計画の報告や、各クラスから提案のあった議題について、自分たちの学校生活をよりよくするために多くの意見が出されて活発な議論となりました。
生徒総会に続いて、5月上旬から順次始まる支部総体及び県総体に向けた壮行式が行われ、
布施教頭先生、櫻田生徒会長から激励の言葉があり、各運動部の部長が大会に向けて抱負と意気込みを述べました。
最後に応援団が各大会の検討を祈って熱いエールを送りました。
振え佐高のわが選手!!
対面式・部活動紹介
4月10日(水)
対面式・生徒会入会式・応援団入団式、そのあと、部活動紹介が、第1体育館で行われました。1年生は2、3年生の大きな拍手に迎えられ、緊張した面持ちで入場しました。
加賀谷校長先生の挨拶、櫻田生徒会長からの歓迎の挨拶の後、新入生代表の阿部さんが生徒会の一員となる決意を述べ、続いて応援団入団式が行われ、及川団長が檄(げき)を飛ばし、応援団が1年生にエールを送りました。
続いて運動部15、文化部9つの部活動紹介があり、実技披露や生演奏などのパフォーマンスのほか、動画を使った紹介もあり各部とも工夫を凝らして紹介しました。
1年生は佐高生の一員となり、新たな歴史を刻んでくれることでしょう。
令和6年度入学式
4月8日(月)
令和6年度入学式が挙行されました。ここ数日の陽気で桜も一気に咲き始め、全日制225名,定時制11名の新入生を迎えました。
吹奏楽部の演奏が流れる中、新入生は緊張した様子でしたが、それぞれ希望に満ちた表情で入場していました。
加賀谷校長先生から激励の言葉があり、小野寺PTA会長から祝辞をいただき、
新入生代表の小野寺さんが高校生活についての抱負を述べました。
校歌披露では、応援団、野球部、剣道部、女子バスケ部、男女バレー部による合唱隊が結成され、それぞれのユニフォームをまとった先輩たちによる美しいハーモニーを新入生に届けました。
新入生は期待に胸ふくらませ、高校生活の第一歩を歩み出しました。122年目を迎える佐沼高校に新しい風を吹き込んでくれることでしょう。
新入生の皆さん、保護者の方々、入学おめでとうございます。
離任式
3月28日(木)
令和5年度離任式が第1体育館で行われ、1・2年生のほか、多くの卒業生も駆け付け、退職・転任される12名の先生方の門出を盛大に見送りました。
狩野校長先生から退職・転任される先生方の紹介のあと、お一人ずつ言葉をいただきました。
在校生を代表して生徒会長の櫻田美咲さんから離任される先生方へ感謝の言葉を述べたあと、代表生徒から一人一人に花束が贈られました。
続いて、今年度でご退任される狩野校長先生の退任式が行われ、狩野校長先生から挨拶をいただき、生徒会長の櫻田美咲さんが感謝の言葉を述べたあと、代表生徒から校長先生に花束が贈られました。
最後に、狩野校長先生はじめ、退職・転任される先生方が、吹奏楽部の卒業生も参加しての演奏が流れる中、生徒や大勢の卒業生たちの見送りを受け、両手いっぱいに花束を抱えて、別れを惜しみながら退場しました。
ご退職及びご転出される先生方の新天地でのご活躍をお祈りいたします。
先輩に聞く
3月15日(金)
1・2年生を対象に、進路講話「先輩に聞く」が行われました。
本校を2年前に卒業した大学生や、昨年卒業した登米市役所で働く公務員の先輩のほか、先日卒業してこの春大学入学を迎える先輩の方々を招いて、志望校を決めるまでの道のりや受験生としての心構えなど、自らの体験談を後輩たちに向けて語っていただきました。
佐高1・2年生の少し先を行く先輩方からの言葉は、今後の進路を考える上で何が必要で、何をすべきかなどを考えるとても良い機会になりました。
お忙しい中、後輩たちのために話をしていただいた佐高の先輩の皆さん、ありがとうございました。
卒業おめでとう
3月1日(金)
令和5年度、全日制第76回、定時制第73回の卒業式が挙行されました。
来賓及び保護者の方々のご参列をいただき、4年ぶりに在校生も出席しての卒業式となり、この学び舎から全日制210名、定時制10名の卒業生が巣立っていきました。
各クラスの代表生徒が校長先生より卒業証書を受け取りました。
校長先生から卒業生へ
「自分の歩む道にしっかりと向かい、たとえ困難に出会っても信念を持って挑戦を続け、人との出会いを大切にして、自分の道を信じて力強く進んでください」とエールを送り、在校生代表の櫻田美咲さんが送辞を述べました。
卒業生を代表して全日制の千葉雄翔さんが、
「新型コロナの影響で制限の多い学校生活でしたがいっしょに乗り越えてきた仲間たち、寄り添ってくださった先生方、心強く見守ってくれた家族、前に進むヒントをくれた先輩や後輩たちへの感謝の気持ちでいっぱいです。4月からはそれぞれが将来に向かってスタートを切り、先の見えない坂道が立ちはだかるかもしれませんが、佐高での経験を糧に走り続けます」と答辞を述べました。
続いて定時制卒業生の遠藤柊花さんが、
「学校生活で私たちは、何かに挑戦することはとても価値のあるものだということを学びました。4月から私たちは新しい道へ歩み始め思いもよらない壁にぶつかることもあると思いますが、失敗を恐れず挑戦していきます」と答辞を述べました。
卒業生は仮設校舎の教室に入って最後のホームルームに臨み、保護者が見守る中、担任の先生から一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
ホームルームが終わってからも、記念写真を撮ったり友人との会話が尽きずに別れを惜しんでいました。
4月からはそれぞれが新しい道を歩みますが、佐沼高校でのさまざまな経験を礎として、自分の道を進んでいってください。
卒業おめでとうございます。
ラグビー部 東北大会
2月8日(木)から、第33回東北高校ラグビーフットボール新人大会が福島のJヴィレッジを会場に行われ、佐高ラグビー部は、宮城県第2代表として出場しました。
2月8日(木)には、岩手県第1代表の黒沢尻工業高校との対戦で、前半は風下で苦戦しリードを許し、後半は佐高らしい攻撃で相手を追い詰めましたが、惜しくも14対31で敗れて5・6位決定戦にまわりました。
2月10日(土)には、5・6位決定戦が行われ、対戦相手は福島県第1代表の松韻学園福島高校でした。前半から終始相手を圧倒し、40対29で勝利して5位となりました。
佐高ラグビー部チームは、各県第1位のチームと互角の戦いをし、東北大会第5位の成績を収めました。この経験から多くの学びを得て今後の活躍を期待したいと思います。
能登半島地震の募金活動
1月1日に発生した能登半島地震で被災された方々を支援しようと、生徒会執行部の呼び掛けにより、1月17日(水)から一週間、校内で募金活動を行いました。
保護者の方からも多くのご協力をいただき、200,539円の義援金が集まりました。
1月30日(火)、集まった義援金の一部を、生徒会長の櫻田さんと副会長の高橋さんの2人が、登米市社会福祉協議会を訪問し「佐高生が被災された方々の少しでも力になることができればとの思いで募金しました」と、職員の方に手渡しました。
吹奏楽部 ウィンターコンサート
1月20日(土)
登米祝祭劇場にて、吹奏楽部のウィンターコンサートが開催されました。
吹奏楽部にとってこのコンサートは初めての試みでしたが、2階席まで埋まるほど多くの方にご来場いただき、部員35名が「聞いてくれる人がもう一度聞きたくなるような音楽を届けよう」と日々練習を積み重ねてこの日を迎えました。
コンサートは2部構成で行われ、第1部は各楽器パートのアンサンブルの演奏でした。
第2部ではクラシックの演奏で、その中には佐高吹奏楽部オリジナルの曲もあり、また、ポップスステージでは観客の皆さんと一緒に盛り上がることができました。
コンサートを終えて部員からは、
「私たちの演奏で地域を盛り上げたいという気持ちで演奏し、ウィンターコンサートは初めての試みで不安でしたが温かい拍手をいただきました」
「たくさんの方に支えてられて演奏できることはとても幸せなことだと改めて感じました」
などの感想が聞かれました。
ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。
1・2学年 探究発表会
1月24日(水)
今年度の1・2学年探究発表会が、1年生は午前、2年生は午後に分けて第1体育館で行われました。
アドバイザーとしてお願いしている大学、NPO、一般社団法人、地域おこし協力隊の11名の先生方をはじめ、宮城県教育委員会、登米市及び宮城県職員の方々、フィールドワークなどでお世話になった事業所の方々、小中学校及び高校の先生方など、たくさんのご出席をいただき、3年生の進行によって行われました。
発表では登米市などの地域課題や持続可能な世界共通の課題などについて、3~5名のグループとなってテーマを設定し、地域の事業所や登米市役所などに出向いてインタビューやフィールドワークを行って研究を深め、それぞれが作成したポスターを使って発表しました。
1年生は59テーマ、2年生は50テーマについて、5分間のポスター発表の後、質疑応答として発表した生徒と3年生を含む参観者とのやりとりが活発に行われました。
<1学年の発表のようす>
<2学年の発表のようす>
発表終了後、アドバイザーの方々からは
「身近な気付きからスタートしているテーマが多く、好感が持てた」
「仮説から検証のプロセスをきちんと踏まえ、将来像を描こうとしている点が素晴らしい」
「地域の方との関わりがとても良く、生徒間の質疑応答が活発なのも良い」
「興味を惹かれる発表が多くあり、もっと聞きたい・質問したいと思わせる発表会でした」などの講評をいただきました。
これからも探究する力、未来を創造する力を身に付けられるよう取り組んでいきたいと思います。
探究活動にご協力くださった皆様、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
ラグビー部県新人大会 準優勝
宮城県高校ラグビーフットボール新人大会の決勝トーナメントが、人工芝のきれいな女川町総合運動公園で行われ、本校ラグビー部は第2シードで大会に臨みました。
1月13日(土)の初戦は石巻工高に110対0で圧勝し、1月16日(火)の準決勝は利府高に29対7で勝利し、3年連続の決勝進出を決めました。
決勝は1月20日(土)に行われ、対戦相手はこれまで何度も立ちはだかってきた仙台育英学園高です。
本校の選手たちは、序盤から相手との間合いを一気に詰める鋭いタックルを連発し、伝統の強力フォワードがスクラムを押し込む場面もあり、随所で好プレーを見せました。
結果は7対72で敗れ、点差がついてしまいましたが、最後まで集中力を切らすことなく「佐沼魂」を見せてくれました。
本校ラグビー部は宮城県第2代表として、2月8日(木)から福島県のJヴィレッジで行われる東北高校新人大会に出場します。
各県代表とのレベルの高い試合を重ね佐沼魂・炎のタックルでこれからの活躍に期待します。
美術部 高校美術展で入賞
1月13日(土)~17日(水)に第76回宮城県高等学校美術展がせんだいメディアテークにて開催され、本校美術部の11名が出品し、優秀賞5名、奨励賞1名、ポスター賞1名が入賞しました。
そのうち、2年生と1年生の作品が、令和6年7月に岐阜県で開催される第48回全国高等学校総合文化祭(清流の国ぎふ総文2024)の美術・工芸部門への出品が県代表として決定しました。
出品作品
「RECYCLING」 優秀賞(ぎふ総文出品) ★映像作品です
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「Anarchy Orchestra」 優秀賞(ぎふ総文出品) ★立体作品です |
「帰路へと続く足跡」 優秀賞 |
「Dilemma」 優秀賞 |
「BELOVED DOG is JOYRIDER」 優秀賞 |
「縄文満満」
奨励賞 |
ポスター賞 | 「灯り」 |
「風と走る」 |
「Look at me」 |
「Beware of Animals」 |
「I guess that a``k``ua sea vain」 ★立体作品です |
地域貢献プロジェクト
12月27日(水)
本校生徒会が企画するボランティア活動のひとつ「地域貢献プロジェクト」が行なわれました。
登米市内2か所の福祉施設を訪問し、綺麗になった中で新年を迎えて欲しいとの願いを込めて大掃除を行いました。
障がい者ケアホーム「カーサにしき」では、生徒たちが窓清掃を行い、また、高齢者福祉施設「デイサービスセンターまごころ」では、生徒たちが施設周辺の落ち葉の片付けや窓清掃を行いました。
カーサにしき
デイサービスセンターまごころ
このプロジェクトは、「地域の人たちとの交流を通して、地域に元気と感謝の気持ちを届けたい」との思いで、毎年生徒会が企画して行っているものです。
オーストラリアの高校生との交流会
12月8日(金)
登米市と友好関係を結んでいるオーストラリアのオルドリッジ州立高校の生徒10名が本校を訪問し、英語部と茶華道部の生徒たちと交流しました。
英語部の生徒たちとは、お互いの学校や文化について英語で紹介しあい、記念写真を撮るなど交流を深めました。
茶華道部の生徒たちとは、お茶をいっしょに点てて、オルドリッジの生徒たちにお茶の手ほどきをするなどの交流をしました。
参加した本校の生徒からは、
「最初に対面したときは、緊張で汗だくでしたが、最後は楽しく会話ができて良い思い出になりました」
「なかなか体験することのできない交流ができ、とても良い経験になりました」
などの感想が聞かれました。
台湾 瀛海・嘉華高級中学との交流会Vol.12
12月8日(金)
台湾の瀛海(いんはい)高級中学と、嘉華(じゃふぁ)高級中学との12回目のオンライン交流会を行いました。
台湾では9月から新年度となり、また、本校の生徒会執行部は10月から新体制となりましたので、それぞれが新しいメンバーでの交流会でお互いの自己紹介や学校についてを紹介し合いました。
質問コーナーでは、両国の有名なサッカー選手についての話題となりましたが、台湾の生徒たちは日本ほどサッカーの人気はありませんとのことでした。
参加した本校の生徒からは、
「新たな台湾のメンバーが加わり、これから1年間さらに交流を深めていきたいと思いました」
「台湾側の学年が1つ上がった影響で、新しい人たちとの交流ができた会でした」
「お互いの学校について、よく知ることができた有意義な時間になってよかったです」
などの感想がありました。
次回の交流会の日程は未定ですが、今後も交流を継続していく予定です。
修学旅行
11月21日(火)~24日(金)の3泊4日の日程で、2年生約230名が関西方面へ修学旅行に行ってきました。
1日目は、くりこま高原駅での出発式のあと、新幹線で京都へ向かいました。
京都駅に到着してまず、三十三間堂を訪れて仏像の数とその迫力に圧倒され、続いて清水寺に行き、本堂や音羽の滝などを巡りました。ライトアップされた「清水の舞台」や紅葉が鮮やかな色でとても美しく、生徒たちは思い思いに幻想的な風景を写真に納めていました。
その後、宿泊場所となる旅庵花月に移動して美味しい夕食をいただき、友人たちとの楽しいひとときを過ごしました。
2日目は、班単位での自主研修で京都市内を巡り、ある班は伏見稲荷大社の千本鳥居に感動し、また、ある班は嵐山で、着物を着て記念写真を撮ったりと、晴天の古都をたっぷりと満喫しました。
3日目は、全クラスで奈良へバスで移動し、奈良公園の鹿と戯れて東大寺の大仏や法隆寺を巡り、その後、大阪へ移動してお待ちかねのUSJ・ユニバーサルスタジオジャパンへ向かいました。
USJではクリスマスムードいっぱいの中、様々なアトラクションを思う存分楽しみ、パーク内での夕食をとって、生徒たちは名残り惜しそうにホテルに戻りました。
最終日の4日目は、大阪城で豊臣秀吉の気分を味わった後、前日の阪神優勝パレードの余韻が残る道頓堀エリアを散策し、グリコ看板前で記念写真を撮ったり、大阪のグルメを味わいました。
帰路は新大阪駅から新幹線に乗り、全員元気にお土産をたくさん手にして、くりこま高原駅まで帰ってきました。
参加した生徒の感想です。
「無事に帰って来られるか不安でしたが、怪我もなく全員無事に帰ってくることができて良かったです。旅行先では新たな発見ばかりで、とても充実した3泊4日でした」
「修学旅行の4日間はとても素晴らしく充実していた時間でした。この経験を大切にこれからの高校生活を送っていきたいです」
箏曲部 全国総文2024出場決定
11月9日(木)に第32回宮城県高校日本音楽定期演奏会が多賀城市文化センターにおいて開催され箏曲部が出場しました。
課題曲「六段の調べ」と自由曲「みだれ」を演奏し、審査の結果、最優秀賞に輝き、来年7月に岐阜県で開催される「全国高等学校総合文化祭(清流の国ぎふ総文2024)」に県代表として5年ぶりの出場が決まりました。
佐高箏曲部は創部から23年目を迎え、これまで受け継いできた「一音気迫」の精神を忘れず、これからのさらなる活躍を期待しています。
めざせ花園 ラグビー県大会決勝
10月22日(日)
第103回全国高校ラグビーフットボール大会宮城県予選大会の決勝戦がユアテックスタジアム仙台で行なわれました。
今回、我が佐高ラグビー部は第2シードで大会に臨み、初戦は白石工高に73対0、準決勝は仙台三高に12対5でそれぞれ勝利して2年連続の決勝進出を決めましたが、惜しくも7対29で仙台育英に敗れました。
試合会場には応援団長をはじめ1~3年の生徒やOB・保護者など多くの関係者が応援に駆け付け、熱い声援を送りました。
佐高は開始から7分後に先制トライを決めゴールキックも成功し、7対0とリードし、その後もぶつかり合いに負けず、伝統の強力FWは終始押し込んで相手陣内でプレーしました。
しかし、その後仙台育英に隙をつかれ逆転を許し、結局32年ぶりの花園出場は叶いませんでした。
3年藤原キャプテンからは「みんな一丸となり、最後まで練習通りのプレーができた」と悔しいながらも晴れ晴れした言葉が聞かれました。
選手をはじめマネージャーを含めた部員たちの健闘を、大いに称えたいと思います。
保健講話~思春期のメンタルヘルス~
10月24日(火)、全校生徒を対象とした保健講話が、「思春期のメンタルヘルスについて」というテーマで行われました。
講師は富谷市にある富谷ファミリーメンタルクリニック院長の佐藤宗一郎先生で、精神科専門医の先生です。
佐藤先生は本校のOBでもあり、自分の高校時代のエピソードや、精神科医としてのこれまでの経験にアニメや漫画の話題を盛り込んでお話しいただきました。
生徒たちは熱心にも楽しく聞き入って、講話終了後には生徒から多くの質問があり、そのひとつひとつに分かりやすく回答していただきました。
佐藤先生からは「安心して悩んで大人になろう」とエールを送っていただきました。
探究・中間発表会
10月17日(火)
1学年と2学年が取り組んでいる探究活動の中間発表会が行われ、アドバイザーとして、宮城大、岩手大、宮城学院女子大、東北工業大、東北芸術工科大から先生方をお招きし、それぞれの発表内容について助言・講評をいただきました。
本校では生徒自らが課題を設定し、グループごとに地域や大学と連携しながら、SDGsにつなげていく探究学習に取り組んでいます。
農学、社会学、教育学、情報学、健康科学などの分野について、1学年59グループ、2学年50グループが、それぞれ設定したテーマやこれから進める研究方法などをスライドで発表しました。
(1学年の発表のようす)
(2学年の発表のようす)
各大学の先生方より
大学の先生方からは、
「2年生は昨年の学びを踏まえ、より実践的な課題設定ができていて実践計画も具体的である」「1年生はインタビューやアンケートなどの調査を進めている班もあり、すばらしい」「テーマのオリジナリティが全体的に面白く、また、発表姿勢・声量・プレゼン方法が年々良くなっている」といった講評をいただきました。
今後は、いただいたアドバイスをもとにさらに探究を深め、来年1月24日の最終発表会を迎えます。
スポーツフェスティバル2023
10月12日(木)、13日(金)の2日間、
佐高三大行事の最後を飾る「スポーツフェスティバル2023」が開催されました。
1~3年生の18クラスが2クラス合同で1つのチームとなり、合計9チームが、タッチラグビー(男女)、バスケットボール(男女)、バレーボール(男女)、ソフトボール(男子)、バドミントン(女子)の8種目の競技で熱戦を繰り広げました。各種目のオープニングセレモニーでは、校長先生のナイススマッシュ、教頭先生のナイスシュートなどもあって大会に華を添えました。
各競技では、上級生が強さを発揮したり、逆に1年生が3年生を破る下剋上があったりと大いに盛りあがりました。
タッチラグビー男子
タッチラグビー女子
バスケットボール男子
バスケットボール女子
バレーボール男子
バレーボール女子
ソフトボール(男子)
バドミントン(女子)
生徒全員が1~2つの種目に出場し、また、同じチームや学年の応援をしたりと、クラス・学年の団結が深まりました。熱戦の結果は以下のとおりで、総合優勝は3年2・3組となりました。
優 勝 | 第2位 | |
総 合 | 3年2・3組 | 2年5・6組 |
タッチラグビー男子 | 3年2・3組 | 2年5・6組 |
タッチラグビー女子 | 3年2・3組 | 2年2・4組 |
バスケットボール男子 | 3年1・4組 | 2年5・6組 |
バスケットボール女子 | 3年2・3組 | 1年1・2組 |
バレーボール男子 | 3年5・6組 | 3年1・4組 |
バレーボール女子 | 2年2・4組 | 1年5・6組 |
ソフトボール男子 | 2年2・4組 | 2年5・6組 |
バドミントン女子 | 2年1・3組 | 3年1・4組 |
南門に新しい銘板が設置されました
今年2月に、校地の北側にあった4本の正門のうち小さい方の門柱2本を「南門」として移設し、このたび、その南門に新しく銘板が取り付けられました(写真参照)。
この南門ですが、「稲田(いなだ)石」と呼ばれ、昭和45年の旧校舎落成にあわせて、茨城県笠間市から運搬して正門として設置され、以来53年間にわたり佐高生を見守ってきた4本の正門のうちの2本です(写真参照)。
なお、「稲田石」は花こう岩(みかげ石)で、美しい光沢と優れた耐久性を兼ね備え、時間による劣化が少ないことから、国会議事堂、最高裁判所、東京駅など日本を代表する建築物にも使用されています。
新しい歴史が始まろうとする中にも、佐沼高校の長い歴史が息づいています。
吹奏楽部が国歌演奏in楽天モバイルパーク宮城
9月23日(土)
楽天イーグルスの本拠地である楽天モバイルパーク宮城で行われたプロ野球パ・リーグ公式戦(楽天イーグルスvs日本ハムファイターズ)の試合前セレモニーにおいて、本校吹奏楽部が国歌を演奏しました♫
当日は晴天に恵まれ、満員の観客がスタンドを埋め尽す球場に、本校吹奏楽部25名の演奏が響き渡りました。
演奏後、部員たちは試合を観戦し、生徒たちの演奏パワーが、イーグルス選手の皆さんにも伝わり、試合は4対1で楽天イーグルスが勝利し、クライマックスシリーズ進出へ大きく近づきました。
迫支援学校との音楽交流会
8月28日(月)
コロナ禍で中止が続いていた迫支援学校高等部生徒さんとの音楽交流会が、4年ぶりに実施されました。本校から吹奏楽部1、2年生35人が訪問し、5曲ほどの演奏を届け、演奏の合間に楽器紹介や、手話を交えた「夜明け」の合唱をしたり、また「YMCA」では一緒に踊ったりしました。
終わりに、迫支援学校の皆さんからは演奏会のお礼として、授業の一環で作成している木工細工をプレゼントしていただきました。
今後も機会があれば、交流会を続けていけたらと思います。
吹奏楽部の演奏 | 楽器紹介 |
手話で合唱 | 一緒にYMCAを踊りました |