咲こうnote
台湾 瀛海・嘉華高級中学との交流会Vol.12
12月8日(金)
台湾の瀛海(いんはい)高級中学と、嘉華(じゃふぁ)高級中学との12回目のオンライン交流会を行いました。
台湾では9月から新年度となり、また、本校の生徒会執行部は10月から新体制となりましたので、それぞれが新しいメンバーでの交流会でお互いの自己紹介や学校についてを紹介し合いました。
質問コーナーでは、両国の有名なサッカー選手についての話題となりましたが、台湾の生徒たちは日本ほどサッカーの人気はありませんとのことでした。
参加した本校の生徒からは、
「新たな台湾のメンバーが加わり、これから1年間さらに交流を深めていきたいと思いました」
「台湾側の学年が1つ上がった影響で、新しい人たちとの交流ができた会でした」
「お互いの学校について、よく知ることができた有意義な時間になってよかったです」
などの感想がありました。
次回の交流会の日程は未定ですが、今後も交流を継続していく予定です。
修学旅行
11月21日(火)~24日(金)の3泊4日の日程で、2年生約230名が関西方面へ修学旅行に行ってきました。
1日目は、くりこま高原駅での出発式のあと、新幹線で京都へ向かいました。
京都駅に到着してまず、三十三間堂を訪れて仏像の数とその迫力に圧倒され、続いて清水寺に行き、本堂や音羽の滝などを巡りました。ライトアップされた「清水の舞台」や紅葉が鮮やかな色でとても美しく、生徒たちは思い思いに幻想的な風景を写真に納めていました。
その後、宿泊場所となる旅庵花月に移動して美味しい夕食をいただき、友人たちとの楽しいひとときを過ごしました。
2日目は、班単位での自主研修で京都市内を巡り、ある班は伏見稲荷大社の千本鳥居に感動し、また、ある班は嵐山で、着物を着て記念写真を撮ったりと、晴天の古都をたっぷりと満喫しました。
3日目は、全クラスで奈良へバスで移動し、奈良公園の鹿と戯れて東大寺の大仏や法隆寺を巡り、その後、大阪へ移動してお待ちかねのUSJ・ユニバーサルスタジオジャパンへ向かいました。
USJではクリスマスムードいっぱいの中、様々なアトラクションを思う存分楽しみ、パーク内での夕食をとって、生徒たちは名残り惜しそうにホテルに戻りました。
最終日の4日目は、大阪城で豊臣秀吉の気分を味わった後、前日の阪神優勝パレードの余韻が残る道頓堀エリアを散策し、グリコ看板前で記念写真を撮ったり、大阪のグルメを味わいました。
帰路は新大阪駅から新幹線に乗り、全員元気にお土産をたくさん手にして、くりこま高原駅まで帰ってきました。
参加した生徒の感想です。
「無事に帰って来られるか不安でしたが、怪我もなく全員無事に帰ってくることができて良かったです。旅行先では新たな発見ばかりで、とても充実した3泊4日でした」
「修学旅行の4日間はとても素晴らしく充実していた時間でした。この経験を大切にこれからの高校生活を送っていきたいです」
箏曲部 全国総文2024出場決定
11月9日(木)に第32回宮城県高校日本音楽定期演奏会が多賀城市文化センターにおいて開催され箏曲部が出場しました。
課題曲「六段の調べ」と自由曲「みだれ」を演奏し、審査の結果、最優秀賞に輝き、来年7月に岐阜県で開催される「全国高等学校総合文化祭(清流の国ぎふ総文2024)」に県代表として5年ぶりの出場が決まりました。
佐高箏曲部は創部から23年目を迎え、これまで受け継いできた「一音気迫」の精神を忘れず、これからのさらなる活躍を期待しています。
めざせ花園 ラグビー県大会決勝
10月22日(日)
第103回全国高校ラグビーフットボール大会宮城県予選大会の決勝戦がユアテックスタジアム仙台で行なわれました。
今回、我が佐高ラグビー部は第2シードで大会に臨み、初戦は白石工高に73対0、準決勝は仙台三高に12対5でそれぞれ勝利して2年連続の決勝進出を決めましたが、惜しくも7対29で仙台育英に敗れました。
試合会場には応援団長をはじめ1~3年の生徒やOB・保護者など多くの関係者が応援に駆け付け、熱い声援を送りました。
佐高は開始から7分後に先制トライを決めゴールキックも成功し、7対0とリードし、その後もぶつかり合いに負けず、伝統の強力FWは終始押し込んで相手陣内でプレーしました。
しかし、その後仙台育英に隙をつかれ逆転を許し、結局32年ぶりの花園出場は叶いませんでした。
3年藤原キャプテンからは「みんな一丸となり、最後まで練習通りのプレーができた」と悔しいながらも晴れ晴れした言葉が聞かれました。
選手をはじめマネージャーを含めた部員たちの健闘を、大いに称えたいと思います。
保健講話~思春期のメンタルヘルス~
10月24日(火)、全校生徒を対象とした保健講話が、「思春期のメンタルヘルスについて」というテーマで行われました。
講師は富谷市にある富谷ファミリーメンタルクリニック院長の佐藤宗一郎先生で、精神科専門医の先生です。
佐藤先生は本校のOBでもあり、自分の高校時代のエピソードや、精神科医としてのこれまでの経験にアニメや漫画の話題を盛り込んでお話しいただきました。
生徒たちは熱心にも楽しく聞き入って、講話終了後には生徒から多くの質問があり、そのひとつひとつに分かりやすく回答していただきました。
佐藤先生からは「安心して悩んで大人になろう」とエールを送っていただきました。
探究・中間発表会
10月17日(火)
1学年と2学年が取り組んでいる探究活動の中間発表会が行われ、アドバイザーとして、宮城大、岩手大、宮城学院女子大、東北工業大、東北芸術工科大から先生方をお招きし、それぞれの発表内容について助言・講評をいただきました。
本校では生徒自らが課題を設定し、グループごとに地域や大学と連携しながら、SDGsにつなげていく探究学習に取り組んでいます。
農学、社会学、教育学、情報学、健康科学などの分野について、1学年59グループ、2学年50グループが、それぞれ設定したテーマやこれから進める研究方法などをスライドで発表しました。
(1学年の発表のようす)
(2学年の発表のようす)
各大学の先生方より
大学の先生方からは、
「2年生は昨年の学びを踏まえ、より実践的な課題設定ができていて実践計画も具体的である」「1年生はインタビューやアンケートなどの調査を進めている班もあり、すばらしい」「テーマのオリジナリティが全体的に面白く、また、発表姿勢・声量・プレゼン方法が年々良くなっている」といった講評をいただきました。
今後は、いただいたアドバイスをもとにさらに探究を深め、来年1月24日の最終発表会を迎えます。
スポーツフェスティバル2023
10月12日(木)、13日(金)の2日間、
佐高三大行事の最後を飾る「スポーツフェスティバル2023」が開催されました。
1~3年生の18クラスが2クラス合同で1つのチームとなり、合計9チームが、タッチラグビー(男女)、バスケットボール(男女)、バレーボール(男女)、ソフトボール(男子)、バドミントン(女子)の8種目の競技で熱戦を繰り広げました。各種目のオープニングセレモニーでは、校長先生のナイススマッシュ、教頭先生のナイスシュートなどもあって大会に華を添えました。
各競技では、上級生が強さを発揮したり、逆に1年生が3年生を破る下剋上があったりと大いに盛りあがりました。
タッチラグビー男子
タッチラグビー女子
バスケットボール男子
バスケットボール女子
バレーボール男子
バレーボール女子
ソフトボール(男子)
バドミントン(女子)
生徒全員が1~2つの種目に出場し、また、同じチームや学年の応援をしたりと、クラス・学年の団結が深まりました。熱戦の結果は以下のとおりで、総合優勝は3年2・3組となりました。
優 勝 | 第2位 | |
総 合 | 3年2・3組 | 2年5・6組 |
タッチラグビー男子 | 3年2・3組 | 2年5・6組 |
タッチラグビー女子 | 3年2・3組 | 2年2・4組 |
バスケットボール男子 | 3年1・4組 | 2年5・6組 |
バスケットボール女子 | 3年2・3組 | 1年1・2組 |
バレーボール男子 | 3年5・6組 | 3年1・4組 |
バレーボール女子 | 2年2・4組 | 1年5・6組 |
ソフトボール男子 | 2年2・4組 | 2年5・6組 |
バドミントン女子 | 2年1・3組 | 3年1・4組 |
南門に新しい銘板が設置されました
今年2月に、校地の北側にあった4本の正門のうち小さい方の門柱2本を「南門」として移設し、このたび、その南門に新しく銘板が取り付けられました(写真参照)。
この南門ですが、「稲田(いなだ)石」と呼ばれ、昭和45年の旧校舎落成にあわせて、茨城県笠間市から運搬して正門として設置され、以来53年間にわたり佐高生を見守ってきた4本の正門のうちの2本です(写真参照)。
なお、「稲田石」は花こう岩(みかげ石)で、美しい光沢と優れた耐久性を兼ね備え、時間による劣化が少ないことから、国会議事堂、最高裁判所、東京駅など日本を代表する建築物にも使用されています。
新しい歴史が始まろうとする中にも、佐沼高校の長い歴史が息づいています。
吹奏楽部が国歌演奏in楽天モバイルパーク宮城
9月23日(土)
楽天イーグルスの本拠地である楽天モバイルパーク宮城で行われたプロ野球パ・リーグ公式戦(楽天イーグルスvs日本ハムファイターズ)の試合前セレモニーにおいて、本校吹奏楽部が国歌を演奏しました♫
当日は晴天に恵まれ、満員の観客がスタンドを埋め尽す球場に、本校吹奏楽部25名の演奏が響き渡りました。
演奏後、部員たちは試合を観戦し、生徒たちの演奏パワーが、イーグルス選手の皆さんにも伝わり、試合は4対1で楽天イーグルスが勝利し、クライマックスシリーズ進出へ大きく近づきました。
迫支援学校との音楽交流会
8月28日(月)
コロナ禍で中止が続いていた迫支援学校高等部生徒さんとの音楽交流会が、4年ぶりに実施されました。本校から吹奏楽部1、2年生35人が訪問し、5曲ほどの演奏を届け、演奏の合間に楽器紹介や、手話を交えた「夜明け」の合唱をしたり、また「YMCA」では一緒に踊ったりしました。
終わりに、迫支援学校の皆さんからは演奏会のお礼として、授業の一環で作成している木工細工をプレゼントしていただきました。
今後も機会があれば、交流会を続けていけたらと思います。
吹奏楽部の演奏 | 楽器紹介 |
手話で合唱 | 一緒にYMCAを踊りました |
「佐高祭」開催!
8月25日(金)・26日(土)の2日間
佐沼高校三大行事のひとつである「佐高祭」が、仮設校舎ではありますが、盛大に開催されました。
今年は4年ぶりに模擬店や様々な展示・発表を、保護者の方などの限定でしたが、生徒からの招待という形式でお客様をお迎えして公開しました。
1日目は校内発表で、開祭式のあと、自然科学部、箏曲部、吹奏楽部と1学年各クラスによるステージ発表を行いました。
続いて仮装コンテストとして、フィジーク部門、女装・男装部門、コスプレ部門を行い、その後、有志団体による発表を行いました。
文化部ステージ発表
1学年ステージ発表
仮装コンテスト(フィジーク部門、女装・男装部門、コスプレ部門)
有志団体ステージ
1年ぶりに復活した「嵐」ならぬ「TOMESHI」の教員5人組ユニットも登場し、会場は大いに盛り上がりました。
2日目はお客様をお迎えするということで、生徒たちは活気に満ちあふれ、文化部のステージ発表や展示、軽音楽部の演奏など、そして趣向を凝らした各模擬店に、たくさんの方々が行き来していました。
また、佐沼東中央商店会の方々による「ジョイントにぎわい市」が、こちらも4年ぶりに開かれ、「焼きそば」「焼鳥」が飛ぶように売れ、佐高祭ポスターを盛り込んだ立て看板も作成していただきました。
文化部発表・展示
各種模擬店
後夜祭では有志団体によるバンド、ピアノを弾きながらの独唱、デュエットやキレキレのダンス等が披露され最高潮に達しました。
「新時代~楽しみたいと言え!!~」をテーマに行なわれた今年の佐高祭は、実行委員を中心にクラスや文化部などの各団体とも、一生懸命に準備した努力と、地域の方々の応援もあり、新時代にふさわしく大いに盛り上がる行事となりました。
More Photograph
女子ボート部 北海道インターハイ出場
北海道インターハイに、本校から女子ボート部の舵手つきクォドルプルが出場し、網走湖ボート場にて躍動してきました。
7月28日に行われた予選レースでは、第2位となり準々決勝に進出、準々決勝では持てる力を思う存分発揮しましたが第3位となり、2位の長野県岡谷南高校とは0.33秒の僅差で惜しくも準決勝進出を逃しました。
練習風景 | |
準々決勝レース | |
右側が先頭の佐沼高クルー | 上から2艇目が佐沼高クルー |
出場した生徒の感想
「予選では2位通過して準々決勝に進出しました。準々決勝では各組2位までが準決勝に上がれるのですが、優勝した福井県立美方高校と同じ組で対戦し、結果は第3位で、2位と0.33秒差で負けてしまいました。
インターハイ入賞を目標に掲げて頑張ってきた私たちにとっては、悔しい結果となりましたが、ラストレースでベストタイムを出すことができました。
ご指導してくださった先生方、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。」
台湾 瀛海・嘉華高級中学との交流会Vol.11
7月24日(月)
台湾の瀛海(いんはい)高級中学と、嘉華(じゃふぁ)高級中学とのオンライン交流会を行いました。
今回は2教室に分かれて、瀛海高級中学と嘉華高級中学とはそれぞれ別の回線で交流しました。両校は5月に佐沼高校を訪問し、対面での交流会を行ったこともあり、その際に来校していた生徒もいて互いに画面越しの再会を喜んでいました。
今回、どちらのオンライン交流会でも「スポーツ」をテーマとし、台湾では野球が人気のスポーツということで、佐高生から大谷翔平選手の話題を出したところ、台湾でも1番人気のある選手だということでした。
また、ある佐高生からは、「弓道」を日本の伝統的なスポーツとして紹介しました。
次回の交流会は、9月下旬か10月上旬に行う予定です。
瀛海高級中学との交流の様子
嘉華高級中学との交流の様子
3学年探究発表会
7月12日(水)
3年生の探究発表会が行われました。
アドバイザーとして、NPO法人底上げの成宮さん、一般社団法人まるオフィスの加藤さん、登米市観光シティプロモーション課の志田さんをお招きし、発表に対して講評をいただきました。
今回は、3年生が個人又はグループでこれまで取り組んできた122の研究テーマの中から、分野ごとに選ばれた12のテーマが発表されました。
12のテーマを紹介すると「Fusion of slide and blackboard」「河童の存在意義」「リトルベビーハンドブックって?」「オランダ人と宮城県民の身長を比較しスマートな体になるには」「技能実習生から繋がる登米市と世界」「昆虫食バッタ編」「エコバッグは本当にエコといえるのか」「迫川とポイ捨て」「佐沼小学校で出来る食農体験を考えてみよう!」「外国人患者が安心して医療を受けられるために」「日本の教育を良くするためには」「登米市の魅力を再発掘」です。
生徒たちは、地域の事業所や登米市などと連携しながらインタビューやフィールドワークなど直接足を運んで情報収集・整理し、地域課題や社会問題などのテーマについて高校生の視点からまとめ、堂々と発表しました。
3人のアドバイザーの方からは「一人一人のテーマが自分事として設定してあり、オリジナリティが高い」「研究を進める視点、着想、着眼がどの発表も素晴らしい」「どの発表も物事の考え方、研究の過程、そして発表の度胸を含め、クオリティが高い」などの感想をいただきました。
今後も地域や世界共通の課題解決を目指し、この探究活動で学んだことや身に付けたことを、よりよい自分の在り方、生き方に生かして欲しいと思います。
ダンスフェスティバル2023
6月30日(金)
佐高三大行事の一つ「ダンスフェスティバル2023」が開催されました。
全学年が1年次のクラスをもとに縦割りで、校訓の「献身」「窮理」「力行」の各組に分かれ、全員ダンス部門、代表グループダンス部門、映像ダンス部門の三部門によって競い合いました。
当日は途中、雨が降って開催が危ぶまれましたが、佐高生の熱気に雨雲も去っていきました。
最初の種目となる全員ダンス部門が、第2グランドでオープニングセレモニーのあと行われ、各組ともこれまでの練習の成果を発揮し、見事な躍動感溢れるダンスを披露しました。
<献身組>
<窮理組>
<力行組>
全員ダンス部門終了後は第1体育館に移動し、代表グループダンス部門として各組の代表生徒が、レベルの高い見事なダンスで競い合いました。
<献身組>
<窮理組>
<力行組>
3つ目の映像部門では各組とも趣向を凝らしたダンス映像を撮影・編集して発表し、アイドルのプロモーションビデオさながらのクオリティの高い映像で競い合いました。
<献身組>
<窮理組>
<力行組>
3つの部門終了後は、有志によるダンスパフォーマンスがあり、会場が一体となって盛り上がりました。
審査の結果、第一位は、全員ダンス部門が力行組、代表グループダンス部門が窮理組、ダンス映像部門が力行組で、総合優勝は力行組という結果でした。
生徒たちは学年の垣根を越えてそれぞれの組が一致団結し、佐高生としての連帯感が深められる行事となりました。
次の三大行事は8月25日、26日に佐高祭(文化祭)が行なわれる予定です。
栗原・登米支部総文祭
6月24日(土)と25日(日)に若柳総合文化センター(ドリームパル)を会場に第30回栗原・登米支部総合文化祭が開催されました。
登米・栗原市内の高校7校の文化部が集い、日頃の活動の成果を発表し、4年ぶりに一般の方々に見ていただき、たくさんご来場いただきました。
本校からはステージ発表の部に軽音楽部・吹奏楽部・箏曲部が参加しました。
軽音楽部の軽快なリズム、吹奏楽部の迫力あるメロディー、そして箏曲部の雅(みやび)な音色が会場に響き渡りました。
展示・発表の部は茶華道部・自然科学部・文芸部・美術部が、日頃の活動の成果を展示・発表しました。
美術部からは18作品発表し、優秀賞が7つ、会員推薦賞が4つの8作品が受賞しました。
たくさんのご来場いただきありがとうございました。
旧校舎解体のようす
旧校舎の解体工事ですが、内装の解体が終了し、今週からいよいよ重機を使っての取壊し工事が行われています。
歴史あるこの校舎が解体されるようすを見ていると、寂しさ・悲しさ・むなしさなど感じますが、あわせて新しい歴史のはじまりへの期待感も湧いてきます。
多くの佐高生を見守ってたくさんの思い出が詰まった旧校舎、53年間ありがとうございました。
佐高生の躍動 インターハイ・東北大会出場!
今年度の県高校総合体育大会が5月から6月にかけて行われ、各競技に出場した佐高生は、それぞれが精一杯にプレーしました。
その中で、見事インターハイ及び東北大会出場を決めた部を紹介します。
ボート部は、女子舵手つきクォドルプルの種目で優勝し、北海道網走市で行われるインターハイに出場します。ほかにも、女子シングルスカル、女子舵手つきクォドルプルで第2位、女子ダブルスカル、男子ダブルスカルで第3位となり、計5クルーが登米市長沼で行われる東北大会に出場します。
優勝した女子舵手つきクォドルプル3年生クルー
手前が第2位の女子シングルスカル3年生クルー
中央が第3位の男子ダブルスカル3年生クルー
陸上競技部は、男子棒高跳びで第2位、第3位、第5位となり、女子棒高跳びでは第3位、男子3000m障害では第4位、男子走幅跳びでは第6位となり、計4種目に6名が山形県天童市で行われる東北大会に出場します。
ラグビー部は、第2シードで出場し、決勝では仙台育英と対戦、1トライを奪うなど善戦しましたが、惜しくも敗れて準優勝となり、青森市で行われる東北大会に出場します。
インターハイ、東北大会での活躍を期待しています。
台湾交流会
5月26日(金)
一昨年の秋から定期的にオンラインによる交流を深めてきた台湾台南市の瀛海(いんはい)高級中学と、その姉妹校である嘉義市の嘉華(じゃふぁ)高級中学から、40名の生徒の皆さんが来校し、佐高生と対面での交流会を行いました。
第1体育館で、台湾の生徒たちを全校生徒が大きな拍手で迎え、狩野校長から歓迎の挨拶、瀛海・嘉華高中の先生からの挨拶をいただき、続いて千葉生徒会長が英語と中国語を交えて挨拶をし、台湾両校の代表生徒からは中国語と日本語によるスピーチをして、記念品を交換しました。
次に、代表生徒が英語でそれぞれの学校の紹介をスライドを使って行い、生徒たちによる企画では、佐高の吹奏楽部の演奏に合わせて一緒に踊り、瀛海の生徒によるダンス、嘉華の生徒による歌唱ととても盛り上がった歓迎セレモニーとなりました。
午後からは、1~3年の全クラスの授業に台湾の生徒が2~3名ずつに分かれて入り、授業を体験しました。
生徒会執行部との交流では、折り紙やけん玉など日本の伝統的な遊びをいっしょに行い、茶道体験では、茶華道部といっしょにお茶をたてるなど交流しました。
最後は名残惜しむように瀛海高中と嘉華高中の皆さんを全校生徒で見送りました。
これからも佐沼高校と瀛海高級中学及び嘉華高級中学との交流が、永く続くことを期待しています。
瀛海高中の皆さん、嘉華高中の皆さん、ご来校いただきありがとうございました。
謝謝!
開校記念講話
5月12日(金)
全校生徒が第1体育館に集まり、今年度の開校記念講話が開催されました。
講師に本校卒業生で、マネジメントシステムコンサルタントの及川康平氏(高17回生)をお招きし、「世界最強のIT企業に働く人々の働き方」と題して講話をしていただきました。
様々なIT企業の品質管理に必要なマネジメントシステム導入に携わったご経験から、IT企業での働き方、社会人としてのこれからの働き方について、分かり易く解説をしていただきました。
生徒の感想として「先進企業と後進企業には大きな差があること、ITは老朽化が避けられず世代交代には大きなエネルギーが必要であることが分かりました。」「“”目的を明確に、小さく実現“”を日常で実行したい。」がありました。
最後に生徒会長から花束を贈りました。